ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2021年05月 > 学長定例記者会見を開催しました(5/13) > ⼭形の⾷の魅⼒発信「やまがた⾷育・地産地消ガイド2020」を発刊 〜⾷育・地産地消推進プロジェクトの成果〜
掲載日:2021.05.13
⼭形⼤学地域教育⽂化学部では、3年⽣を対象とした授業「フィールドプロジェクト(FP)」(令和2年度)の中で、⾷育・地産地消を推進するためのプロジェクト(C4)を実施しました。昨年度はコロナ禍において活動が制限される中、Ymgt Eats(※1)のメンバーとして学⽣が⾏った活動の成果を、「やまがた⾷育・地産地消ガイド2020」としてまとめ、令和3年3 ⽉、冊⼦として発刊しました。主な内容は、①⼭形県の地場産⾷材(⾚根ほうれん草、⾷⽤菊)や郷⼟料理(納⾖汁)の紹介と調理動画(QR コードを読み込み、YouTube で視聴)、②地産地消に取り組むお店(2 店舗)へのインタビューとなっています。希望者には、送料⾃⼰負担にて無料で配布いたします。詳細は、学術研究院 准教授 楠本健⼆(栄養学/地域教育⽂化学部担当) TEL 023-628-4464までご連絡ください。
詳しくはこちら(プレスリリース)及び発表資料をご覧ください。
「フィールドプロジェクト(FP)」は、地域教育⽂化学部3年⽣を対象とした必修の授業科⽬で、異なる専⾨分野で学ぶ3年⽣が、協働的、能動的(アクティブ)に地域と連携した活動を実施することを⽬的にしています。学内での学びのみに終始せず、実際に⾏政や関係機関と密接な関係を構築し、何よりも地域の⽅々と直接的に交わり関わり合う中で、実践的な思考と知⾒とを得ることを⽬指してます。
令和2年度の授業において、⾷育・地産地消を推進するためのプロジェクト(C4)を実施しました(担当: 楠本健⼆准教授)。コロナ禍において、活動が制限される中、Ymgt Eats メンバー11名が企画から意⾒を出し合って実施した活動の成果として「やまがた⾷育・地産地消ガイド2020」をまとめ、冊⼦として発刊しました。⼭形県の在来作物(伝統野菜)である⾚根ほうれん草、⼭形県の特産品である⾷⽤菊、⼭形県の郷⼟料理である納⾖汁を取り上げ、プロジェクトメンバーがそれぞれの班に分かれて⾷材や郷⼟料理について学び、調理動画を撮影、編集しました。動画は冊⼦内のQR コードを読み込むことで視聴することができます。
活動を通して学⽣⾃らの⾷育や地産地消に関する知⾒も深まりました。⾷育の重要性が⾔われている中で、⼤学⽣を中⼼とした若い世代が郷⼟料理や地域の特産⾷材についての情報を発信することによって、これまで関⼼を⽰していなかった同世代の⼈たちに少しでも興味を持ってもらうきっかけを作ることができれば幸いです。
完成したガイドブックは、学内を中⼼に様々な場所で配布する予定です。なお希望者にも配布し、活⽤いただきたいと考えています。近年、持続可能な開発⽬標(SDGs)の達成に向けた活動が多く⾏われている中で、⾷育活動も、SDGs の達成に貢献できるものだと考えられており、注⽬されています。YU-SDGs EmpowerStationへも本活動を登録しています。今後、様々な関連団体との連携を模索しながら本活動を継続し、SDGs の⽬標達成への貢献ができればと考えています。
1. Ymgt Eats:⼭形の⾷の魅⼒を伝えるための活動団体名として学⽣たちが考えました。Yamagata Eats(ヤマガタ イーツ)と読みます。併せてロゴマークも考え、Ymgt Eats の⽂字のそれぞれの⾊が、SDGs の8 つの⽬標の⾊となっています。ガイドブックの裏表紙に掲載されています。