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山形大学公開講座「憧憬の文学 文学の憧憬」のご案内

掲載日:2021.05.13

本件のポイント

  • 令和3年度山形大学公開講座「憧憬の文学 文学の憧憬」を開催します。
  • 対面(定員30名)のほか、オンライン(定員なし)での受講も可能。
  • 一般2,000円、大学生・高校生無料。申込み受付は5/20まで。

概要

 山形大学公開講座「憧憬の文学 文学の憧憬」(全5 回)を令和3 年6 月毎火曜日に開催します。
 日本で、ヨーロッパで、アメリカで、人間はなにへのどのような憧憬を描き、いかなる文学として昇華してきたのか。そして憧憬を描いた作品はさらにどこへ飛翔してゆき、読者はどう受け止めてゆくのか。本学人文社会科学部担当教員5 名が、小説から戯曲までさまざまな側面から考察します。
 本講座は対面のほか、オンラインでも受講いただけます。一般2,000 円、大学生・高校生無料。お申し込みはチラシ添付の振込用紙または下記お問い合わせまで。

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

講座の概要

 いまここにないもの、いないひと。近代市民社会が成立しつつある19 世紀初頭ヨーロッパにはじまるロマン主義は、現実を超えたなにか、理性の先のなにかといったさまざまな対象を描いた。そして、このロマン主義文学に限らず、なにものかへの「憧れ」は、ジャンルを問わずつねに文学的衝動の根幹をなし、刹那的な文学思潮としていつかはじまりいずれ消えるのではなく、古代から現代にいたるまで生き続けているともいえるだろう。
 文学は憧れを描き、同時に憧れは文学を求める。
 日本で、ヨーロッパで、アメリカで、人間はなにへのどのような憧憬を描き、いかなる文学として昇華してきたのか。そして憧憬を描いた作品はさらにどこへ飛翔してゆき、読者はどう受け止めてゆくのか。五回の講座のなかで、小説から戯曲までさまざまな側面から考えていきたい。

 【プログラム】
6 月1 日(火)「最上義光と連歌―戦乱の世に見た夢―」/准教授 生田慶穂
6 月8 日(火)「憧れの時間軸―ケイト・ショパンとトニ・モリスンー」/准教授 宇津まり子
6 月15 日(火)「黒いボールと青い花―〈憧憬〉にまつわる自然とテクノロジーの対立―」/准教授 摂津隆信
6 月22 日(火)「『日本浪漫派』と山形」/教授 森岡卓司
6 月29 日(火)「文学について語る文学―トーマス・マン『ヴェニスに死す』における美への憧れを出発点に」/准教授 渡辺将尚
【場所】山形大学小白川キャンパス(山形市)、オンライン(Zoom)
【時間】各回 18:30~20:10(感染状況によっては、実施方法を変更する場合があります。)
【対象・受講料】一般2,000円、大学生・高校生無料
【定員】対面30名、オンラインなし
【募集期間】2021 年5 月10 日(月)~5 月20 日(木)
【お申し込み方法】指定の振込用紙(パンフレット添付)で受講料をお振り込みください。大学生・高校生はメールで住所・氏名・電話番号・連絡先を下記お問い合わせにご連絡ください。

【お問い合わせ】
小白川キャンパス事務部総務課社会連携推進室(企画広報)
TEL 023-628-4505
Mail kj-koho@jm.kj.yamagata-u.ac.jp

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