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教職の魅力創造プロジェクト ~PR動画が完成しました!~

掲載日:2021.05.13

本件のポイント

  • 全国的にも本県にとっても教員志願者数の減少が深刻であり、教職を目指す優秀な人材の裾野を広げることは喫緊の課題となっている。
  • 本プロジェクトは、こうした課題に大学、教育委員会、地域が一体となって取り組む先駆的な事例として、文部科学省の委託事業「令和2年度教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」に「教職の魅力向上に関する取組」の中で第一位の評価で採択された。
  • 本プロジェクトに参加した学生が中心となり、地元企業と協働して教職を目指す魅力をPRする動画を作成。県内の中学校や高校等での活用を通して教職に対する関心を喚起し、山形県内の教員養成を担う学部への進学者、教員志願者の増加につながることが期待される。

概要

 教員志願者数の減少が深刻な事態となっています。特に本県は、大学進学率の停滞、教員志願者数の減少が顕著です。教員の大量退職・大量採用が進行する現在、教職を目指す優秀な人材の裾野を広げることは喫緊の課題です。本学大学院教育実践研究科と地域教育文化学部では、教職を目指す県内の高校生や大学生を主体として、山形県教員委員会と協働して、令和2年度から、教職の魅力を作り出すプロジェクト「教職の魅力創造プロジェクト」を企画・実施してきました。このプロジェクトは、こうした課題に大学、教育委員会、地域が一体となって取り組む先駆的な事例として、文部科学省の「令和2年度教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」に「教職の魅力向上に関する取組」の中で第一位の評価で採択されました。
 活動の柱は、高校生、大学生が活動を通して自ら「教職の魅力」を見出だす「教職の魅力創造プログラム」と、高校生と大学生も参加し、大学、県教育委員会が一体となって教職志願への早期啓発を推進する「教職の魅力創造プラットフォーム会議」です。
 昨年度の活動を基に、本プロジェクトに参加した本学の学生が中心となって、株式会社田宮印刷、株式会社FLOTと協働して大学に進学して教職を目指す魅力をPRする動画を作成しました。今回の動画は、高校生はもちろん、これまで本学がターゲットにできていなかった中学生とその保護者も視聴者として想定して作成しました。動画は本学地域教育文化学部に特設ページを設け、誰でもご覧いただけます。中学校や高校のキャリア教育等、様々な場面でご活用ください。

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

プロジェクト創設の背景

 大学進学率の停滞、教員志願者数の減少は本県にとって喫緊の課題となっています。しかし、こうした課題に、大学と教育委員会、地域が一体となって取り組む事例はまだ多くはありません。本学では、全国に先駆けた先進事例の創出を目指し、「教職の魅力創造プロジェクト」を立ち上げました。

教職の魅力創造プロジェクトとは

 本プロジェクトでは、本学教員、山形県教育委員会、本県公立学校校長、プロジェクト企画のプログラム参加校の教員、そして、本学学生と高校生も参加する「教職の魅力創造プラットフォーム会議」を設置し、地域との一体的な活動を推進してきました。
 活動の柱は「教職の魅力創造プログラム」です。高校生と大学生、社会人が対等に学び合う場である「学びのフォーラム」、高校生と大学生の共同インターンシップ「小学校教員体験セミナー」、大学生と教員の対話の場「恩師聞き書き」の3つの活動で構成しています。昨年度、本学学生を中心として、高校生の声をいかし、株式会社田宮印刷、株式会社FLOTと協働して、これらの活動を基盤としたPR動画を作成しました。

PR動画の活用のお願い

 このPR動画は、中学生や高校生が、大学に進学し教職を目指すことをイメージできるように作成しました。本学地域教育文化学部の特設ページから動画をご覧いただけます。中学校や高校のキャリア教育等、様々な場面での活用をお願いします。

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