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リコージャパン(株)と山形大学の提案企画が山形県委託業務に2年連続共同採択 ~ 学習会を通して若者の環境への理解促進をサポート ~

掲載日:2021.05.13

本件のポイント

  • 昨年度に引き続き山形県の委託業務である「若者向け環境SDGsワークショ ップ開催支援」にリコージャパン株式会社と山形大学による共同企画が採択された。
  • リコージャパン株式会社のこれまでのSDGsに蓄積されたノウハウを活かし、山形大学をはじめとする県内高等教育機関の人材が講師を努め、県内 の高校、短大、大学等を対象にSDGsの環境に関するワークショップを開催する。

概要

 山形県が企画提案を募集した「令和3年度若者向け環境SDGsワークショップ開催支援業務」に、リコージャパン株式会社山形支社と山形大学が提案した企画が昨年に引き続き採択されました。この事業は、持続可能な開発目標(SDGs)、地球温暖化及び気候変動適応に関するワークショップの開催を支援することにより、「環境・経済・社会」の相互の関わりを踏まえた環境問題に対する若者等の理解を促進するとともに、環境問題の「自分ごと」化及び意識変革や率先行動につなげ、ゼロカーボン社会の実現に貢献できる人材の育成を図ることを目的とするものです。(委託期間:契約締結日~令和4年3月11日、事業費(委託上限費):2,000,000円)。
 ワークショップの開催を希望する学校等が「SDGs(環境分野)」「地球温暖化」「気候変動適応」の中から学習テーマを選定し、学習会でグループワーク等を取り入れながら、座学だけでなく参加型の学習を通して、参加者自らが考え、意見を述べ、参加者同士が多様な考えを共有することで、環境への理解促進を図ります。

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

昨年度の実績について

 昨年度10校(高校9・大学1)から申し込みがあり13回開催し、477名の参加者があった。サステナミューズ代表の佐藤氏によるSDGsのカードゲームを始め、エネルギー・地球温暖化・プラスチックなど講演会が行われた。

ワークショップについて

 SDGs を知り、地域の中で「自分ごと化」するきっかけにつながる教育コンテンツを提供し、地域における「ローカルSDGs」の推進、ひいては、中長期での山形における地域創生推進のための人材の育成を目指す。県内の高校、短大、専門学校、大学及び大学院を対象に5月から募集を行い、来年3月までに20回以上の実施を予定している。
・単なる座学ではなく、アクティブ・ラーニングの手法を中心とする。(レクチャー、グループディスカッション、山形大学生連携でのワークショップ、ゲーミフィケーション等)
・グローバルな社会課題、環境問題とその解決策に対しての科学的なアプローチを学ぶ。
・企業のCSR 活動や課題認識の理解を通じ、イノベーションの種ができる学びを行う。
・山形県の地域課題に特化したシミュレーションゲーム体験を通じて、ローカルSDGs を体感的に習得する。
 県内の大学が連携して講師を努めながら、SDGsの普及活動を学生参画のもと行っていく。
 対面での講義形式の他に、新型コロナウイルス感染症への対策として、大学と会場とを遠隔システムを使って開催するオンラインでの講義など、状況に応じ新しい生活様式に準拠して実施する。

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