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山形大学の新型コロナウイルス感染対策〜授業実施における感染防⽌の取り組み〜

掲載日:2021.05.13

本件のポイント

  • 感染対策を徹底し、学⽣の多様な学びの機会を確保
  • マスク・⼿指消毒・三密の回避など⼀般的な感染対策のほか、独⾃開発の⼆次元コードによる着座情報収集システムなど、ICTを活⽤した先進的な対策を実施
  • ⼗分な感染対策のもとで対⾯授業のほかアクティブラーニングや実習・実験、フィールドワーク、インターンシップを実施

概要

 ⼭形⼤学では、現在の⼤学教育において社会的に求められている、⼗分な感染対策をした上で教育効果の⾼い授業形態による教育の実施や、個々の学⽣の事情に配慮した多様な学びの機会を提供しています。⼀般的な感染対策であるマスク着⽤、⼿指消毒、三密の回避、⾏動記録の他に、適切な教室定員の管理、⼆酸化炭素濃度計を⽤いた教室換気、独⾃開発の⼆次元コードによる着席記録、学⽣の事情に配慮した受講機会の確保、学外活動や課外活動における活動計画の集約、⼀元的な健康管理を実施しています。地域の感染状況にもよりますが、今後は講義室における対⾯授業のほか、⼗分な感染対策を実施した上で議論や発表を⾏うアクティブラーニング型授業や実習・実験、学外活動となるフィールドワークやインターンシップを順次実施していきます。

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

背景

 現在の⼤学教育においては、単に対⾯授業を実施する・しないということだけではなく、⼗分な感染対策のもと、最も教育効果の⾼い授業形態による教育の実施や、個々の学⽣の事情に配慮した多様な学びの機会の提供が社会的に求められています。
 ⼭形⼤学では、⼀般的な感染対策であるマスク着⽤、⼿指消毒、三密の回避、⾏動記録の他に以下のような取り組みを⾏い、アクティブラーニングや実習・実験・フィールドワーク・インターンシップといった多様な授業を開講しています。また、個々の学⽣の事情に配慮した受講⽅法を提供しています。

感染対策

  • 教室定員の約半分での授業実施
    原則として学⽣間で1.5mの間隔が取れるよう、座席を1つ空けて着席しています。そのような間隔が取れない⼤⼈数の授業はオンラインで実施しています。
  • 講義室換気と⼆酸化炭素濃度計の活⽤
    ⼩⽩川キャンパスでは、終⽇講義室の対⾓の窓を開放して⼗分な換気をするとともに⼆酸化炭素濃度計に連動した換気を⾏なっています。
  • 独⾃開発の⼆次元コードによる着席記録
    学⽣が各座席の⼆次元コードをスマートフォンで撮影して着席記録を⾏い、⼤学が⼀元的に管理することで迅速な調査を可能としています。
  • 学⽣の事情に配慮したオンライン授業
    本⼈や家族の健康⾯での事情で通学が困難な学⽣には、対⾯で実施されている授業を遠隔で受講できるよう配慮しています。
  • 実習に備えたPCR検査の実施
    学外の⼈々と接触する可能性のある実習においては、参加前にPCR検査を実施している科⽬もあります。
  • 課外活動状況の把握
    サークル活動などの課外活動は事前に活動計画を提出し、活動は許可制としています。
  • ⼀元的な健康管理と迅速な意思決定
    学⽣や教職員の健康状態を保健管理センターが⼀元的に管理し、それをもとに迅速な意思決定を⾏います。

今後の展望

世界的に新型コロナウイルス感染症の収束が不透明な状況下、今後も学⽣の⽬線で質の⾼い⼤学教育を継続的に提供していきます。

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