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「山形で考える災害と防災」開催 ~アカデミックな観点から山形の地震や水害を紐解く特別公開オンラインセミナー~

掲載日:2021.06.03

本件のポイント

  • 山形県沖地震から6月で2年、豪雨による最上川氾濫の被害から7月で1年。依然として全国各地で災害が多発している状況が続く中、アカデミックな観点から山形の災害を紐解き、防災について考えます。
  • 講師は、今年3月に開所した本学の認定研究所「山形大学災害環境科学研究センター」の教授と、昨年7月に地域教育文化学部と連携協定を締結した「山形地方気象台」よりお招きしました。
  • エクステンションサービス推進本部が主催する特別公開オンラインセミナーの 第3回となります。

概要

 東日本大震災から今年で10年。県内に目を向けると、山形県沖地震から6月で2年、豪雨による最上川氾濫の被害から7月で1年が経ちますが、依然として全国各地で災害が多発しています。そこで、山形の災害や防災について県民の皆様に考えていただく機会となるように、山形大学災害環境科学研究センターと山形地方気象台が講師を務める山形の災害や防災を考える特別公開オンラインセミナーを開催します。大学の知見を活かし、山形をはじめとした災害や防災について学術的観点から紐解き、理解を深めていただく内容です。
 参加費は無料で、オンライン会議システム「Zoom」のウェビナー機能とYouTubeLiveで配信をするオンラインセミナーです。パソコンやスマート端末(スマホ、タブレット)でインターネットを利用できる方は、どなたでも受講可能です。

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

開催要項

日 時:令和3年7月3日(土)14時00分開会 15時50分終了予定
会 場:オンライン(ZoomウェビナーとYouTubeLiveで配信します)
※Zoomの定員は450人(YouTubeLiveは無制限)
参加費:無料
対 象:一般
プログラム:
 開会あいさつ/山形大学災害環境科学研究センター センター長 本山功 教授
 東北地方の地震活動と山形県沖地震/東北大学災害科学国際研究所 遠田晋次 教授
 あなたの身近にある活断層 ー山形の活断層を知るー/山形大学地域教育文化学部 八木浩司 教授
 大雨災害から身を守る/山形地方気象台 栗田邦明 次長
 洪水ハザードマップの読み方/山形大学教育実践研究科 村山良之 教授
 質疑応答・講師によるディスカッション
後 援:山形県 山形県防災士会

申込方法

こちらのページからお申込みください。
 申込受付の締切:7月1日(木)まで。
 受講申込者には、本セミナー参加に必要な情報を、開催日の前日までにメールでお伝えします。
 ※申込受付とあわせて、6月24日(木)まで災害や防災に関する講師への質問も受け付けます。
 事前にいただいた質問は、セミナー内で講師より回答いたしますが、取り上げられない場合もありますので、ご了承ください。

エクステンションサービス推進本部について

 地域社会のニーズに基づき、大学の幅広い知見を生かした地域社会のための教育を一元的に提供する新組織として、昨年8月1日に立ち上がりました。社会人のスキルアップや、人生100年時代に需要が高まる生涯教育など、各世代が求める学びの機会をオーダーメイド教育プログラムとして提供していくことを目的としています。
 本学が保有する様々な領域の知見を活用し、地域社会が向き合う課題の改善・解決方法を考える特別公開オンラインセミナーは、昨年11月の「山形から新型コロナウイルスを考える」、今年3月の「新型コロナウイルスを多角的に捉える」に続き3回目です。現在は、民間企業向けセミナーや自治体と連携した教育プログラムを企画しております。

山形大学災害環境科学研究センターについて

山形大学認定研究所として今年3月1日に開所しました。山形県全域の自然災害・自然環境をテーマにした複数の専門分野にまたがる認定研究所は本学初です。山形県には、日本百名山にも名を連ねる数々の名峰、日本三大急流の一つ・最上川、奇岩に建立された名勝・立石寺など、自然の魅力に溢れています。一方で、近年では山形県沖地震や豪雨による最上川氾濫が発生し、今後も風水害、火山噴火、内陸直下型地震、日本海の津波など安全を脅かす種も尽きません。同センターでは、山形県の自然災害と自然環境の特性を探究し、高度な知識と防災に資する情報を地域へ発信するための拠点を形成していきます。
山形大学災害環境科学研究センターHP 

地域教育文化学部と山形地方気象台の協定締結について

 地域教育文化学部と山形地方気象台は、防災に関する教育・研究での相互協力を推進する、連携協定を令和2年7月16日に締結しました。同学部では、児童教育コース(小学校教員養成課程)で「教員になるための学校防災」を平成27(2015)年度から開設し、平成29(2017)年度からは必修科目として開講するなど、防災教育に対して積極的に取り組んでいます。同講座では開講当初から、山形地方気象台の予報官等、専門的知識と経験を有する職員を講師として、気象・地震・火山等をテーマに、授業の一部を担当しています。本協定は、大学への講師派遣に加え、より幅広くまた双方向的な連携協力を目指しています。

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