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地元の偉人・最上義光を大河ドラマにする会の設立へ ~ 山形大学都市・地域学研究ユニットの活動を通じて~ 名誉教授 松尾剛次

掲載日:2025.08.07

本件のポイント

  • 名誉教授・松尾剛次が長年にわたり進めてきた最上義光や伊達政宗に関する研究成果が、NHK大河ドラマ化を望む市民の共感を呼び、「最上義光を大河ドラマにする会」設立へとつながった。
  • 地域のNPOや多様な主体との連携により社会課題の解決と地域活性を目指す本取り組みは、令和7年度「やまがた社会貢献基金 協働助成事業(一般型)」に採択され、助成を受けて本格始動する。

概要

 山形大学都市・地域学研究ユニットでは、地域の歴史資源を掘り起こし、学びの場を創出することを目的に、一般向けの公開講座を継続して開催してきました。中でも、名誉教授・松尾剛次による、最新の研究成果と更新された史料に基づく戦国大名・最上義光や関連人物に関する講義は、多くの市民の関心を集め、郷土の偉人への再評価の機運を高めてきました。こうした大学の知見と市民の共感が結びつき、若い世代を中心とした発起人のもとで「最上義光を大河ドラマにする会」の設立が本格化。多世代の市民の賛同や関係団体の協力も得て、正式な組織としての設立と具体的な活動開始に向けた動きが進んでいます。
本取り組みは、歴史を軸とした地域づくりと文化振興を目指し、大学・NPO・市民団体などが連携するプロジェクトとして、令和7年度「やまがた社会貢献基金 協働助成事業(一般型)」に採択されました。実施主体は、研究ユニットから生まれた「NPO法人・山形の魅力再発見プロジェクト」であり、今後は研究成果を反映させながら、大河ドラマ化に向けたさらなる学びの場づくり、機運の醸成、情報発信、イベント開催など、多角的な活動を展開していきます。

詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

背景

 最上義光の大河ドラマ化を目指す動きは過去にもありましたが、当時は史料が乏しく、魅力ある人物像を描き切れなかったうえ、活動の中心がシニア層に限られ、発信力や継続性に課題がありました。今回は、山形大学都市・地域学研究ユニットが実施した講演会を契機に、発信力や行動力を持つ若い世代を含む多様な市民が参画。義光の治世の中心地である山形市や関連団体への働きかけ、SNS開設など、具体的な取り組みがすでに動き始めています。こうした動きを受けて企画をまとめ、「やまがた社会貢献基金 協働助成事業(一般型)」に提案した結果、採択・助成を得て、「最上義光を大河ドラマにする会」は設立への正式な一歩を踏み出すこととなりました。

今後の展望

 今後は、大河ドラマ化を目指した各種活動や啓発イベントを展開するとともに、大学の研究成果を活かした歴史コンテンツの発信を強化していきます。山形大学の知的資源に加え、山形県立博物館の学芸員や県や関連市町村の文化行政の専門職とも連携し、地域・学術・行政が協働する持続的な取り組みとして発展を図ります。これらの活動を通じ、地域の文化的価値の再発見と未来への継承に貢献していきます。

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