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やまがた共創塾「地域から進めるカーボンニュートラル」開講 ~見える化手法や脱炭素先行地域の取り組みなどを学ぶ~

掲載日:2025.09.11

本件のポイント

  • 地域ごとの温室効果ガス排出量を“見える化”し、脱炭素施策の基盤を学ぶ全3回のセミナーを開講します。昨年度に続き2回目となります。
  • 「脱炭素先行地域」に選定された米沢市・飯豊町の実例を紹介し、実践的な取り組みのヒントを提供します。
  • 自治体職員や地域関係者が、地域課題と気候変動を結びつけて考える視点を育むとともに、地域の脱炭素を考える一歩目を得る機会となります。

概要

 飯豊町と山形大学は、2016(平成 28)年 1 月に山形銀行とともに連携研究に関する包括協定を締結し、町民の人材育成や農山村の魅力発信、将来に向けた地域の役割構築に向けて協働を進めてきました。その後、飯豊町は 2020(令和 2)年12 月にゼロカーボンシティ宣言を行い、ゼロカーボンを手段として、地球温暖化の抑制と地域活性化の両立を目指す取り組みを推進しています。
 こうした背景のもと、2022(令和 4)年 12 月には、当時同町の地域おこし協力隊として活動していた後藤武蔵氏・小野優太朗氏を山形大学の連携研究員(YU-SDGs 連携研究員)に委嘱し、本学教員と共に、環境省の既存データだけでは把握できない自治体ごとの温室効果ガス排出量を可視化する「やまがたモデル」を構築しました。さらに、2025(令和 7)年には、山形大学が米沢市・飯豊町と共同で提案した計画が、環境省による第6 回「脱炭素先行地域」に選定されています。
 本セミナーは昨年度に続き 2 回目の開講となります。温室効果ガス排出の“見える化”手法やその活用法に加え、昨年度のセミナー以降に選定された本学と米沢市・飯豊町の「脱炭素先行地域」に選定された取組内容と具体事例も紹介します。脱炭素を地域でどのように進めていくか、その第一歩を考える機会とします。

詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

プログラム概要

やまがた共創塾「地域から進めるカーボンニュートラル ~見える化が導く、わたしたちの脱炭素戦略~」
【対 象】 自治体職員(地域おこし協力隊含む)、企業、市民団体などどなたでも参加可能
【参 加 費】 無料
【受 講 方 法】 オンライン(Zoom ウェビナー)
【申 込 先】 https://sdgs.yamagata-u.ac.jp/bulletin/information/detail_403.html
【申込締切日】 2025 年 9 月 30 日(火)
【講 師】 後藤武蔵 氏・小野優太朗 氏(株式会社Land.Co/山形大学 YU-SDGs 連携研究員)
アドバイザー/林田光祐(山形大学 教授・農山村リジェネレーション共創研究センター)
【開講日およびテーマ】 ※全回 13:30~14:30 ※詳細はチラシをご確認ください
2025 年 10 月 2 日(木) このまちの未来を守るわたしたちの脱炭素(仮題)
2025 年 10 月 16 日(木) 地域とともに描く脱炭素の道筋(仮題)
2025 年 10 月 30 日(木) わたしたちの選択が地域の未来をつくる(仮題)

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