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掲載日:2025.10.02
「朝活応援プロジェクト100」は,人間関係や経済的な悩みを抱えた学生や、生活リズムをうまく掴めずに大学生活を送っている学生への支援を目的として、大学生協の協力も頂きながら実現したプロジェクトです。今年度4月から初めて実施し、たくさんの学生に利用してもらいました。今後もぜひ続けて欲しいという学生達の熱い声と、株式会社ワイム様、校友会・基金等の力強い支援のおかげをもちまして、後期が始まるこのタイミングで第2弾「秋の朝活応援プロジェクト」を実施することになりました。学生支援担当の伊藤理事をはじめ、秋は小白川キャンパスの教員数名もチームとして加わり、さらに学生に寄り添うプロジェクトとして実施していきます。
~朝活応援プロジェクト100を実施することにより期待される効果~
1)学⽣への効果
・経済的な⽀援となり、⾷費の負担が軽減。
・朝⾷を摂る習慣がつき、⽣活リズムが整うことにより、⼼⾝の健康の向上、授業への集中⼒の向上が期待できる。
・学⽣間の交流の場としての役割を果たし、⼤学⽣活の満⾜度が向上。
2)⼤学への効果
・朝早くから⼤学に⾜を運ぶ学⽣が増え、授業出席率や図書館の利⽤率の向上が期待される。
・他⼤学との差異化要因となり、魅⼒的なキャンパス環境を提供できる。
近年,学⽣を取り巻く経済的状況は厳しさを増している。とくに,米や野菜といった⾷料をはじめとする物価上昇は学⽣⽣活に直接影響を及ぼしており,これまで以上に学生への⽀援が必要な状況である。
また,多くの学⽣が朝⾷を摂らずに⽣活している現状が⾒られ,2022年の「⼤学⽣⾷⽣活実態調査」によると,全国の⼤学⽣の約40%が朝⾷を摂る習慣がない。⼤学⽣の朝⾷⽋⾷習慣は,⽣活リズムの乱れと関連し,⼼⾝の健康に悪影響を与え,学業成績や集中⼒の低下といった問題も懸念されることから,規則的な⽣活リズムを確⽴すること,それにより健康的で充実した学⽣⽣活の基盤を築いてもらうことが⼤学としての重要な課題である。そこで,安価に朝食(主菜,白米,みそ汁,魚,小鉢など)を提供することにより栄養を摂ってもらうと同時に,朝食で規則的な生活リズムを確率してもらうことが本プロジェクトの目的である。「朝活応援プロジェクト100」を企画した(「100」は100円を表している)。
全国的に「100円朝⾷」を導⼊する⼤学は増えており,⽴命館⼤学の調査によると「100円朝⾷」を利⽤することで朝⾷摂取率の向上,図書館の利用率の向上(勉学意欲の向上),⽣活リズムの改善に貢献していることが確認されている。本企画では,これらの成功例を参考にしながら,本学の学⽣が経済的不安や心身の健康の不安から解放されて,より活き活きと学生生活を送れるように支援することを目指す。
さらに,今回は校友会からの支援により期間限定で開催するが,学生の利用状況やニーズを見て,今後は地域社会(地域企業など)とも連携して展開していきたい。
詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。
提供場所:⼤学⽣協⾷堂「テール」
提供時間:平⽇午前8時〜8時30分(食堂の利用は9時まで可能)
提供⽅法:100円で朝⾷を提供
実施期間:10⽉6⽇(月)〜10⽉10⽇(⾦)の5⽇間
今回は小白川キャンパスの令和7年度新入生を対象として実施するが,山形大学全キャンパスの学生対象に広げていくことを目標としている。※当日,学生証を提示してもらいます。