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掲載日:2026.01.08

山形大学都市・地域学研究ユニットでは、地域の歴史資源を掘り起こし、学びの場を創出することを目的に、一般向けの公開講座を継続して開催してきました。中でも、名誉教授・松尾剛次による、最新の研究成果と更新された史料に基づく戦国大名・最上義光や関連人物に関する講義は、多くの市民の関心を集め、郷土の偉人への再評価の機運を高めてきました。こうした大学の知見と市民の共感が結びつき、若い世代を中心とした発起人のもとで「最上義光を大河ドラマにする会」の設立が本格化。多世代の市民の賛同や関係団体の協力も得て、正式な組織が設立し、8月17日には第1回イベント、11月30日には第2回イベントを開催し、2月8日には第3回イベントを開催します。
本取り組みは、歴史を軸とした地域づくりと文化振興を目指し、大学・NPO・市民団体などが連携するプロジェクトとして、令和7年度「やまがた社会貢献基金 協働助成事業(一般型)」に採択されました。実施主体は、研究ユニットから生まれた「NPO法人・山形の魅力再発見プロジェクト」内の「最上義光を大河ドラマにする会」です。
詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。
最上義光の大河ドラマ化を目指す動きは過去にもありましたが、当時は史料が乏しく、魅力ある人物像を描き切れなかったうえ、活動の中心がシニア層に限られ、発信力や継続性に課題がありました。今回は、山形大学都市・地域学研究ユニットが実施した講演会を契機に、発信力や行動力を持つ若い世代を含む多様な市民が参画。こうした動きを受けて、「やまがた社会貢献基金 協働助成事業(一般型)」に提案した結果、採択・助成を得て、「最上義光を大河ドラマにする会」は設立への正式な一歩を踏み出すこととなり、8月17日には第1回イベント、11月6日にはNHK本局訪問、11月30日には第2回イベントを開催し認知度を高めてきました。さらに、2026年2月8日には、高橋義夫、武内涼、松尾剛次の3人で「最上義光をめぐって」鼎談を行い、最上義光の人柄や魅力を語り合います。
今後は、大河ドラマ化を目指した各種活動(NHK本局訪問など)や啓発イベントを展開するとともに、大学の研究成果を活かした歴史コンテンツの発信を強化していきます。山形大学の知的資源に加え、山形県立博物館の学芸員や県や関連市町村の文化行政の専門職とも連携し、地域・学術・行政が協働する持続的な取り組みとして発展を図ります。これらの活動を通じ、地域の文化的価値の再発見と未来への継承に貢献していきます。