







ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2026年03月 > 学長定例記者会見を開催しました(3/5) > 『出稼ぎの時代から』上映会を通し、地域の記憶/記録を考える 〜ドキュメンタリーから、当事者とともに「出稼ぎ」を振り返る公開研究会を開催〜
掲載日:2026.03.05

「20世紀〈開拓〉⽂化運動研究会」の第10回公開研究会として、「「出稼ぎの時代」の記憶」を、2026年3⽉14⽇(⼟)、⽩鷹町⽂化交流センターAYu:M(あゆーむ)にて開催します。前半では、1960年代に⼭形県⽩鷹町から神奈川県川崎市へ「出稼ぎ」に出た本⽊勝利⽒による当時の写真を軸に制作されたドキュメンタリー『出稼ぎの時代から』(監督:本⽊勝利・⼤野和興、2022年)を上映します。後半は、本⽊⽒と、映像や⽂化運動を専⾨とする研究者によるクロストーク、会場参加者をまじえた質疑応答を⾏います。「出稼ぎ」に出た⼈や「出稼ぎ」へ送り出した⼈、現在のむらの様⼦の記録をともに鑑賞し、対話することで、地域の歴史や記憶を他者と共有する意味や、そのような記録を未来につなげていくありかたについて考える機会をつくります。中⾼⽣の⽅から幅広い世代の⽅まで、地域の歴史をよく知る⽅もはじめて知る⽅も、どなたの参加も歓迎いたします。
詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。
⼭形⼤学の教員を含む「20世紀〈開拓〉⽂化運動研究会」は、広義の〈開拓〉や⼈の移動を検討するものです。
⾼度経済成⻑期の⽇本では、地⽅から都市部への「出稼ぎ」が広く⾒られました。しかし「出稼ぎ」は、よくあること、個⼈的なこととみなされ、振り返られることは決して多くありません。社会の変化を背景とする「出稼ぎ」は、とくに⼭形県では戦後開拓の延⻑線上にあったり、地域の同⼈誌や⽂化運動に影響したりする点で、多くの意味を持ちます。上映作品『出稼ぎの時代から』は、本⽊⽒の撮影した「出稼ぎ」時の写真が半世紀以上を経て発⾒、地域内外の協⼒で復元・映像化されたことで、「出稼ぎ」とむらの記憶を現在に投げかける稀有な作品です。研究会がこれまで取り組んできた、近代⽇本の「移動」や「開拓」を問う視点を重ね、改めて「出稼ぎ」を考えます。
「出稼ぎの時代」の記憶──ドキュメンタリー『出稼ぎの時代から』を通して考える地域の記録と継承
⽇時:2026年3⽉14⽇(⼟)13:00〜17:00 ※⼊場無料でどなたも参加いただけます。途中⼊退場も⾃由です。
会場:⽩鷹町⽂化交流センター AYu:M(あゆーむ)⽂化伝承室
第Ⅰ部 13:00〜14:30ドキュメンタリー映画『出稼ぎの時代から』上映会 (14:30〜15:00 休憩)
第Ⅱ部 15:00〜17:00 クロストーク+質疑応答 【Ⅱ部のみオンライン配信を⾏います】
登壇:本⽊勝利(映画監督)、阿部宏慈(⽶沢⼥⼦短期⼤学、⼭形国際ドキュメンタリー映画祭理事)、
髙畑早希(⽶沢⼥⼦短期⼤学) / 司会:森岡卓司(⼭形⼤学)
主催:20世紀〈開拓〉⽂化運動研究会 / 共催:⼭形⼤学⼈⽂社会科学部附属映像⽂化研究所
後援・助成:公益財団法⼈サントリー⽂化財団、⽇本学術振興会(科学研究費助成事業)
本研究会では、公開研究会や上映会を通じて、地域に残された資料や個⼈の記憶を、学術研究と社会の双⽅に接続する取り組みを継続してきました。今後も、⼤学と地域が連携しながら、地域の経験を現在的な課題として捉え直し、社会的に発信していくための公開型研究・教育活動を推進していく予定です。

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