基盤共通教育
山形大学は、基盤共通教育と基盤専門教育を連動させた
3年一貫の学士課程基盤教育プログラムを構築し、「知・徳・体」を育み、
学生一人ひとりが自立した一人の人間として、
力強く生き、他者を理解し、共に社会を構成していく人間力を養います。
基盤共通教育の特色
2017(平成29年度)から始める、3年一貫の基盤共通教育プログラムは、3つの基盤力「学問基盤力、実践・地域基盤力、国際基盤力」を育成します。
また、基盤力テストを実施することにより、学生の到達・達成度を可視化し、学生自身が自らの学びを振り返ることのできる自己学習力を育みます。
学問基盤力
自律的に課題に
取り組む専門力
- 専門知識の体系的修得と実践的な運用体験
- 総合大学の学際の強みを活かした応用力の獲得
実践・地域基盤力
地域社会でリーダーシップを
発揮する人間力
- 能動的学習、自己理解・社会理解のための教育、就業体験型授業などによる課題解決・実践力の育成
- 地域課題に挑戦し生涯学び続ける自己学習力獲得
国際基盤力
実践的な英語で多様性に
挑戦する国際力
- 語学資格試験( TOEIC 等)の導入と4技能(読む、書く、聞く、話す)の英語実践力の修得
- 英語による課題解決型学習(PBL)の活動状況の指標化、留学内容の評価

- 基盤共通教育とは
- 総合大学の利点を活かした幅広い教養教育と学問の実践に必要な学習技能・知識・能力の修得及び社会に出たときに力強く生きることのできる力である「人間力」の基盤をつくることを目的としています。
- 基盤専門教育とは
- 4年次に取り組む「卒業研究」の前段階までの、各学部における多様な研究実績を背景とした専門教育を行います。
- 「基盤力テスト」とは
-
入学時基盤力テストでは、
- 理系(数学・理科)、文系(国語・社会)の基礎学力確認
- 学びへの心構え、主要能力の確認
- 英語・日本語の運用能力の評価などを行います。
1年次基盤力テストでは、
- 1年次基盤共通教育科目の達成度確認
- 学びと活動の客観化(振り返りと見通し)
- 英語の達成度評価などを行います。
3年次基盤力テストでは、
- 専門知識の体系的修得と実践的な運用能力の評価
- 人間力、主要能力の診断、評価
- 英語技能の実践力評価などを行います。