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掲載日:2025.11.21
地方の小規模事業者は、人口減少や市場縮小により厳しい経営環境にあります。全国的にも廃業率は上昇傾向にあり、地域経済の持続性が課題となっています。従来は経営者のリーダーシップや地域資源活用が成功要因とされてきましたが、属人的で模倣されやすく、長期的な優位性の確立には限界があると思っています。
私の研究では、東北地域の小規模事業者を分析し、新たな成功要素を提示しようとしています。具体的には、①同世代・同性による心理的安全性の確保、②非競合事業者の隣接配置による顧客紹介の自然発生、③Build-to-Suit型の空間設計による物理的事業環境最適化。これらを通じた相互支援が成長の基盤となるのではと研究を進めております。
加えて、国外事例としてタイ・ランタ島に所在する幼稚園から高校までを擁する学校、The International School of Asia, Koh Lanta を研究対象としています。同校は私自身が2年間ランタ島に住み、ハンズオンで事業の急成長を実現しました。ここでの成功要因は、地方における事業優位性を論じる上で有力な研究材料であり、日本の地方事業者にも示唆を与えるものです。

▲BTS型事業所

▲タイ・ランタ島の学校