掲載日：2019.08.09

障がい学生支援センターでは、毎年学期末に聴覚障がい学生に対する支援技術の養成講座を開催しています。
今年度も８月９日に今年度１回目の養成講座（聴覚）を行いました。

まずはじめに、実際に耳の聞こえないろう講師から、ご自身の聞こえのことやこれまで利用してきた支援のことなどお話しいただき、聴覚障がいのことや支援の必要性を理解した上で、実際の支援技術について勉強しました。

聴覚障がい学生への支援は、先生や学生の発話、教室内の音声情報を手書きあるいはパソコン入力で文字化して伝えます。
単に話を要約して伝えるのではなく、授業に参加している実感を聴覚障がい学生に持ってもらうことが大事です。
そのために、情報をいかに要約して伝えるか、その技術を学び、練習を繰り返し行いました。
最後に、ろう講師を中心に、絵本を読み聞かせながら簡単な手話を学びました。

なかなか大変な実習だったと思いますが、参加学生は皆熱心に受講してくれました！

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