



ホーム > 大学紹介 > 学長室だより > 2026年年頭のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
今年も皆さんと共に、おだやかな新年を迎えられることを大変うれしく思います。大学をとりまく状況が厳しい中で、昨年1年間、日々尽力してくださった教職員の皆さんに心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
昨年12月の国会で令和7年度の補正予算が可決され、国立大学の基盤的経費である運営費交付金として、約420億円が措置されることになりました。また、国公私立大学の附属病院を対象とした「大学病院機能強化推進事業」には、約349億円が措置される見込みです。今年度も、各キャンパス・各部局が限られた予算のなかで教育・研究を維持するために大変な努力をされていますので、補正予算を原資とした追加配分をできる限り行いたいと考えています。
今回の補正予算の結果は、国立大学の危機的状況に対する社会的な関心がようやく集まってきたことを示すものだと思います。しかし、いまだに国立大学に対する社会からの支持は私たちが期待するほど高くはありません。これからも社会に対して国立大学が貢献していることを具体的な事例をもって積極的に説明し、支援を呼び掛けていきますので、教職員の皆様にはどうか引き続きご協力をお願いします。
大学の経営は厳しい状況ですが、教育においては、大変うれしいことに、最近は、山形大学に入ってよかった、山形大学で充実した学生生活を送っている、という学生の皆さんの声を聞くことが増えてきました。また、研究においても、J-PEAKSの採択をうけて、山形大学を、日本と世界の科学・技術の発展をリードする研究大学として一層高めるための研究力強化事業が始まっています。
また、社会共創においては、地方創生に貢献する地方国立大学には地域社会から大きな期待が寄せられています。その意味で、いま、山形大学はさらなる飛躍にむけて数々の追い風が吹いています。4月からは次期学長となる出口毅先生のもとで体制を一新し、山形大学を地域と世界で活躍する大学としてさらに発展させるための新たな歩みが始まります。
私たちの日々の仕事は、すぐには成果が見えないこともありますが、社会が健全に機能し発展し続けるための原動力になっていると、私は信じています。この仕事に誇りをもって、新しい年のスタートを切りましょう。皆さんと共に2026年を実りある一年にしていくことを、心から楽しみにしています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和8年1月6日 山形大学長 玉手英利
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