山形大学では、第2次山形大学男女共同参画基本計画(令和2年4月施行)に基づき、採用などの様々な場面で影響を及ぼす「無意識のバイアス」(誰もが潜在的に持っている偏見)に関して、チェック機能を導入することになりました。下記にチェック項目を掲載しますので、ご活用ください。
1 第2次山形大学男女共同参画基本計画について
令和2年度に施行された第2次山形大学男女共同参画基本計画では、「女性活躍加速のための重点方針2018」(すべての女性が輝く社会づくり本部)以降、男女の役割に対する固定的な価値観を与える「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」への対応が求められていることから、具体的施策(行動計画)において「男女格差是正のためのチェック機能の導入」(具体的施策1の3)について次のように記載している。「教職員の採用や昇進、研修機会において、積極的な改善策がとられているか。また、業務評価において、性別による差別がないか、無意識のバイアスに配慮し、積極的な改善策がとられているかを定期的に点検する。」
☑ 第2次山形大学男女共同参画基本計画を確認してください。
第2次山形大学男女共同参画基本計画
http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/danjo/modules/xelfinder/index.php/view/1015/kihon_keikaku2.pdf
2 無意識のバイアスについて
無意識のバイアス(アンコンシャス・バイアス)とは、誰もが持っているバイアス(偏見)のことです。この「無意識のバイアス」は比較的に新しい概念であり、採用や昇進などの場面で影響を与えることが知られるようになりました。しかし、この「無意識のバイアス」を理解することで、「評価や判断」にあたって影響を最小限に抑えることや、改善策をとることができます。
☑ 次のリーフレットを読んで、無意識のバイアスについて確認してください。
「無意識のバイアス -Unconscious Bias-を知っていますか?」
https://www.djrenrakukai.org/doc_pdf/2019/UnconsciousBias_leaflet.pdf
「無意識のバイアス -Unconscious Bias-を知っていますか?」
男女共同参画学協会連絡会(2019改訂) https://www.djrenrakukai.org/
※掲載許可を得て利用しております。
3 ダイバーシティを推進するための改善策について
第2次山形大学男女共同参画基本計画の目的には、男女共同参画及びダイバーシティを一層推進し、本学の学生及び教職員が性別、性的指向・性自認にかかわらず、あらゆる活動において個性と能力を発揮できる大学をめざすことが掲げられています。ダイバーシティの推進のため、女性・外国人・マイノリティの方の採用や昇進について、無意識のバイアスに配慮した積極的な改善策をとる必要があります。
☑ 次のリーフレットを読んで、改善策について確認してください。
「研究者採用ガイド ダイバーシティの観点からの研究者採用を実施するために」
北東北ダイバーシティ研究環境実現推進会議 <2017.8月版2>
※掲載許可を得て利用しております。
http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/danjo/modules/xelfinder/index.php/view/1016/kenkyusha_saiyou.pdf
4 確認問題
☑ 最後に、次の確認チェックを行ってください。
「チェックシート」(:389KB)
「事例集」(:989KB)