○国立大学法人山形大学における教育研究費等の不正使用防止対策の基本方針
平成26年12月10日
策定
国立大学法人山形大学における教育研究費等の運営・管理を適正に行うため,不正な使用を防止することを目的としてこの基本方針を定める。
1 責任体系の明確化
最高管理責任者(学長)の下,不正防止に向けた取り組みを機関全体で推進するため,教育研究費等の管理・運営に係る役割,責任の所在・範囲と権限を明確化する。
2 環境の整備
不正を誘発する原因を除去し,十分な抑制機能を備えた環境・体制の構築を図る。特に,不正を起こさせない組織風土を形成するため,教職員の意識改革に資するコンプライアンス教育及び啓発活動を推進する。
3 不正使用防止計画の策定・実施
不正を発生させる要因を把握し,具体的な不正使用防止の計画を策定・実施する。
4 教育研究費等の適正な運営・管理
適正な予算執行を行い,業者との癒着の発生を防止するとともに,不正につながりうる問題が捉えられるよう,実効性のあるチェックが効くシステムを構築する。
5 情報共有化の推進
教育研究費等の使用に関するルール等が適切に情報共有・共通理解される体制を構築する。
6 モニタリングの実施
不正発生の可能性を最小にすることを目指し,全学の視点から実効性のあるモニタリングを行うための体制を整備する。
附則
この基本方針は,平成26年12月10日から施行する。
附則(令和5年5月10日)
この基本方針は,令和5年5月10日から施行する。