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山形大学
ラーメン文化が盛んな山形県では、山形のラーメンに県産小麦を使いたいという需要が高く、当研究室では2030年リリースを目標に山形大学オリジナルのラーメン用コムギの開発を進めています。 一方、直近の課題として、現状の県産小麦品種である「ゆきちから」を水田転換畑で栽培した場合、タンパク質含有率が上がりにくいため中華麺への加工が難しいことがあげられます。
このような地域課題に着目し、山形のラーメン文化と県産小麦をつなぐために、県産小麦の品質向上と関係者の意識改革、生産者の意欲向上による好循環な環境構築を目指した活動を行っています。さらには、中華麺への加工に適さない県産小麦の有効活用法を大学生(若者)が主体的に考え、大学生が地域の農業や経済に関わるきっかけを作りに取り組みました。
初めてとなる今年度は、まず、学生と教員が主体となり、山形市を中心とした県内の小麦生産者から生産状況の聞き取りと圃場調査を実施しました。
得られた結果を山形県、山形市、生産者、実需にフィードバックし、中華麺への加工に適する小麦の栽培管理について話し合いました。この話し合いができたことは、関係者の意識改革と生産者の意欲向上に貢献しました。
二つ目として、中華麺加工に適さない県産小麦の特徴を調査し、学生が主体となってその利活用方法について検討し、焼き菓子やパンへの加工試験を実施しました。次年度は、次なる段階として、商品化に向けて取り組みます。
加えて、本活動から、新たに新品種(小麦)栽培も始まり、研究室での研究成果が社会実装されやすい環境づくりを進めることができました。
〇担当教員
中坪 あゆみ(山形大学農学部食料生命環境学科 助教)
池田 和生(山形大学農学部食料生命環境学科 准教授)
