各種取組

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山形大学

B-Science~防災×サイエンス~

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 東北地方太平洋沖地震から15年が経過し,東日本大震災を直接経験していない子どもたちの世代が増えています。震災の経験が世代を超えて共有されにくくなりつつある今,科学的理解に基づいて起こり得る被害を具体的に思い描き,それに備える力の重要性が高まっているといえます。

 本活動では,地震学や防災研究の知見を活かし,災害を科学的に理解するとともに,自分や家族に起こり得る被害を具体的に思い描きながらそれに備える力を育むことを目的としています。特に,大人への潜在的な影響力を持つ子どもを対象とした取り組みを中心に実施することで,子どもから家庭,家庭から地域へと防災意識を広げていくことを目指しています。

 今年度は,米沢市立南部小学校の5年生68名を対象に,地震と防災の講義と,建物の高さと揺れの周期の関係を自分で再現できる工作を行いました。また,遊佐町の放課後児童クラブ2施設(ぽっかぽかクラブ,あそぶ塾)において,低学年を中心とした合計約50名の児童を対象に,日本と山形の地震活動と被害地震についてのミニ講義と,災害時にも役立つ水で点灯するライトの工作を行いました。遊佐町での取り組みについては,地域の防災士の方々にも見学していただきました。また,放課後児童クラブ施設の災害時対策マニュアルの点検を行い,改善案について放課後児童クラブ職員の方々との意見交換を行いました。

 今後は,こうした取り組みを山形県内の他の市町村へも展開し,地域全体の防災力向上につなげていきたいと考えています。


〇担当教員
石瀬 素子(山形大学 理学部 講師)
石垣 和恵(山形大学 地域教育文化学部 教授)
石黒 志保(人文社会科学部 講師)

水で点灯するライト工作の様子
~ぽっかぽかクラブ(遊佐町)~

低学年を中心としたミニ講義の様子
~ぽっかぽかクラブ(遊佐町)~

低学年を中心としたミニ講義の様子
~あそぶ塾(遊佐町)~

地震と防災の講義の様子
(米沢市立南部小学校 5年生)


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