留学状況
春季休業中(3/25〜28)にグアムへ行きました。当初はアメリカへ行くつもりでしたが、旅行会社を通じて都合のいい日程がとれず、個人で手配したためグアムになってしまいました。グアムの現地の方に話を聞き、最も身近で信頼のおける病院を尋ねたところ、グアム記念病院(GMHA:Guam Memorial Hospital Authority)ということだったので、そこを訪れました。グアム記念病院は富裕層が多く暮らす小高い丘の上にあり、グアムのリゾート街からは車でおよそ20分くらいの距離にありました。
留学での成果・感想
現地の方の話では、一般受付は予約済みの患者のみで、外来患者の殆どはEmergencyへ行くということでした。Emergencyは24時間、全ての科に対応しており、救急から風邪まであらゆる患者を受け入れるそうで、日本との違いに驚きました。私が行った際は患者さんは5、6人ほどで、出てきてくださった医師の方にEmergencyのシステムについて教えていただきました。
Emergencyでは
- 用紙に名前と症状を書き、ボックスに入れる
- 呼名されたらブースで一問一答カルテを作成
- 処置室でナースからの問診をうける
- 別室で医師の診断
- 会計、薬の処方
という流れで治療をうけます。待合室には様々な病気についての患者向けGMHA作成の資料がありました。この後病棟を見学しようと病棟へ行きました。警備が厳しく、警備の方に事情を話しナースステーションにとり合ってもらいましたが、後日改めて予約しないと入れることはできないということでした。
添付した写真6にもあるように訪問時間も病棟ごとに細かく定められており、14才未満の子供は入ってはいけないという掲示がありました。GMHAは他に礼拝堂、患者の苦情・意見受付コーナーなども設置されていました。日本の病院と比べるとシステムは結構異なり、警備も厳しく閉鎖的なイメージも受けた一方で、清潔・安心で患者を思った病院になるよう努めていることが伺えました。
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(写真1) |
(写真2) |
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(写真3) |
Emergency待合室(写真4) |
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Emergency待合室資料コーナー(写真5) |
病棟掲示(写真6) |
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