地域教育文化学部　 深瀬　智也

留学状況

　９月４日〜１９日までの約２週間、カナダのバンクーバーにあるCanadian as a Second Language Institute(CSLI)にて語学研修を行った。
　 滞在形式はホームステイ形式である。

留学による成果・感想

　私にとって今回が初の海外。右も左もわからない中での生活に始めは精神的な負担が大きく辛いこともあった。しかし、この研修を行う上で私自身２つの目標があった。１つ目はなにより語学力を身につけること。そして２つ目は積極的に行動できるようになること。見知らぬ土地に来て不安になるのは当然だがそれではいけないと思い、地図を見ながら街を１人で歩き回ったり、道行く人に声を掛けたりなど、積極的な行動を心がけた。
　学校はアットホームな雰囲気の空間で、とても居心地のよい場所だった。学校は英語以外話してはならないというルールがあったので英語を使う機会を多く得ることが出来た。また、授業はスピーキングが中心で、日本ではあまりスピーキングの機会がないので、弱点を集中的に補うことができたと感じている。しかし今回の留学で１番強く感じたことは、自分の意志は言葉にして伝えることはできるのだが、ネイティブスピーカーの話すスピードが速すぎて耳がついていかないということだ。そして、言われたことに対するレスポンスが上手くできない、即座に言葉が出てこないということである。今回もちろん語学力に関する成果もあったが、それよりも課題が多く見つかったことが何よりの収穫であったと感じている。この課題をこれからの勉強に活かしたい。
　勉強以外にもバンクーバーの街なかに出かけたり、週末にはシアトルなどバンクーバー以外の場所に出かけたりなど貴重な体験をたくさんすることができた。今回留学では初めての体験ばかりで非常に中身の濃い２週間となった。私は今英語の教員を目指しているのでこの経験を是非自分の将来に活かしていきたいと感じている。