マルタ共和国への語学留学を経て
私は平成24年の3月から4月へかけて、山形大学校友会の海外留学支援を受け語学留学のため南ヨーロッパのマルタ共和国へ行ってまいりました。
2週間というごく短い期間ではありましたが、語学学校が取り入れている最先端の講義システムと現地の方々や他の留学生に囲まれ、英語力・コミュニケーション力を共に大きく向上させることが出来ました。日本にいるときには体験することの難しい日常会話での英語や、他国の英語との関わり方について深く学んだ今回の留学は、自分の中でかけがえのない経験になったと実感しております。
私個人的には海外で生活することも初めてだったので、日本国内では得られない体験を積むことによって以前に比べ考えや見識の幅が広がった自覚もあります。また「理系の学生が語学留学」というのはあまり一般的ではないように思われるかもしれませんが、様々なテーマの授業に参加する中で日本の文・理等の枠組みを超えて用いられる言語・英語の重要性を切に感じました。幸運にも私が参加した授業テーマに自然・科学的現象を取り扱った部分があり、その際は自らの専門分野に近い内容を英語で読み、意見や仮説を他の生徒と交流させて理解を深めました。
さらに、余談ではありますが、マルタ共和国は周りを地中海に囲まれ、かつ世界遺産が点在するという環境の島国です。英語の学習のみならず島内のさまざまな場所を訪ね、国全体に存在する自然や文化・歴史を肌で感じることができました。
この留学で得た英語を主とする知識・経験を無駄にすることなく、今後の様々な場面に活かしていきたいです。最後にこの留学にあたりご支援をいただいた山形大学校友会・大学生協の方々や、ホストファミリーとして私を迎え入れてくださったAnnaさん御一家を始めとする関係者の方々へ感謝の念を申し上げます。本当にありがとうございました。
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