サマースクールで感じたこと
私は中学のときから学校で英語を学習して来ましたが英語は得意ではなく、好きでもありませんでした。それは英語の試験は例外的な使い方や難しい表現を問うものばかりで、英語の勉強は試験勉強以外の何ものでもなかったからです。そのため英語を使わなくても良い環境に身を置こうと日ごろから思っていました。しかし今回のサマースクールでこの考えを完全に変えることが出来ました。
インドネシアの公用語はインドネシア語であり英語ではありません。ですからインドネシアで必ず英語が通じるわけではなく、まったく話せない人も数多くいます。 しかし、インドネシア語を話せる日本人がどれだけいるでしょうか。また日本語を話せるインドネシア人がどれだけいるでしょうか。互いに異なる言語の人々が意思疎通をするためには英語ほど便利なものはないと感じました。私も相手も英語は片言ですが身振りだけよりはるかに意思を伝えることが出来ます。単語をつなぐだけでも異国の人と意思を通わせることが出来るのです。私の英語に対する考え方が大きく変わりました。
片言同士の会話なら中学英語レベルでも可能です。しかし紙に書けば簡単なことでも口頭で使おうとすると躊躇してしまい使うことが出来ないことに苛立ちました。 それは普段自分から英語を発することを想定していなかったからです。 語学の勉強自体は日本で出来ますが、意識を変えることは日本で生活していると難しいと思います。今回のサマースクールで英語に対する意識を変えることが出来たので今後英語を学習し直し、使える英語を身につけ再び海外に留学したいと思いました。
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