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人文学部  吉江  一平

留学報告

留学先:台湾・銘傳大学
期間:2011年9月〜2012年2月

 自分は台湾に中国語を勉強しに行ったわけですが、半年間という時間は語学習得するには短く、そこまで熱心な習得者ではない自分の中国語はあまり伸びませんでした。それでも最後の1、2カ月は中国語をある程度聞ける耳が出来始めていたので、留学がもう終わりかと思うと悔しかったのを覚えています。やはり日常会話が滞りなくできるくらいになるには一年は必要ではないでしょうか。
 今回の留学で得た一番の収穫は日本について考える時間が増えたことだと思います。一例として、毎日中国語を勉強しているといつも「日本語だったらどうだろう?」と中国語と日本語を比べていました。日本にいる時より日本語について考える機会が増え、自分の日本語の使い方が間違っていることに何度も気づかされました。日本語だけではなく日本という国についても考えることも増えました。
 そのほかにも台湾人と日本人の性格や考え方が違うなと感じたことがあって、それは何故かと考えた時、言葉の違いはもちろんのこと、文化、歴史の違いを調べたりしていました。外国のことを学ぶということは、自分の国についても学ぶということだと思いまいした。
   留学中自分は日本語が閣下に所属していたこともあり、周りにはたくさんの日本語をしゃべることのできる人がいました。中国語を習得するための環境としたらいささか悪かったかもしれませんが、おかげでほとんどストレスもなく、ホームシックに陥ることもなく順風満帆な生活を送ることが出来ました。
 問題が起きたとしても周りの人が親身になっていつも助けてくれたので「きっと何とかなるだろう」と、不安になることもなかったです。あの半年間は改めて自分は人に支えてもらって生きているのだと感じさてくれました。