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ラトビア留学レポートA  地域教育文化学部 3年  佐竹  華奈

ラトビア料理について

ラトビア02

 ラトビアの料理は言わずもがな、日本の料理と大変異なっています。なれない人は結構大変かもしれないですね。ラトビア料理の特徴を挙げると以下のようになります。

    @ パン、もしくはジャガイモが主食
    A 油を多く使った料理が多い
    B 生野菜は少なく、ほとんどの野菜は酢漬けになって出される
    C 見た目が重視されている(ように思われる)
    D 乳製品が多く使われている(チーズ、サワークリーム、ヨーグルト、など)
    E ベリーが多く使われている(パンやケーキ等)

 だいたいこんな感じでしょうか。日本と食事が違い過ぎるので挙げるときりがないのですが、特筆すべきことは以上の点ではないかと思います。では、それぞれの点について簡単に説明して行きます。

@について・・・
 肉料理に2,3切れの黒パン(ライ麦で作られているパン。ほんのり甘くて酸味があり、ずっしり感がある)を添えたり、もしくはゆでたジャガイモをのっけたりします。主食というよりは、比率から言うとおかずのような感じになります。マッシュポテトの場合は、大皿四分の三くらいの量のマッシュポテトをのせ、その上からクリームシチューのようなソースをかけます。とてもボリュームがあります。
Aについて・・・
 油の使用量は日本の十倍ではないかと思うくらい、油っこいです。こちらの焼くという料理法は、日本の調理法からすると「焼く」ではなく「揚げる」です。
Bについて・・・
 日本のように生野菜を食べるという文化はあまりないようです。野菜を使った料理というと、酢漬けになったキャベツやニンジン、もしくは野菜の煮込みのようなものが出されます。
Cについて・・
 おそらくベリーや乳製品を多く使っているからだと思うのですが、飲み物や食べ物が三色の層になっていたりすることが多いです。パンなどもベリーが多く使われていて、色とりどりでかわいらしいです。
Dについて・・・
 乳製品は日本と比較にならないくらいよく使われています。サワークリームに関しては、スープにもサラダにもパンケーキにも、ありとあらゆるところについてきます。日本食で言うしょうゆといった感じなのでしょうか。私は食べたことがないのですが、フライドポテトとサワークリームはとてもよく合うそうです。
Eについて・・・
 ベリー入りのパンやケーキ、ジュースがどこに行ってもお目にかかれます。日本ではベリー入りの食べ物が少ないので、ふんだんにベリーが使われた料理を見るとついつい手が伸びてしまいます。

 ラトビアの食事全体に対する感想としては、やはり毎日ラトビアは厳しいかなといった感じです。確かにおいしいものも多いのですが、食べすぎると胃もたれを起こす可能性が高いです。週に一回くらいの割合で食べるのがベストではないかと思います。

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