大学生・教職員向けワークショップ 『能楽体験講座』が開催されました

掲載日:

令和8年7月21日(火)、山形大学共育・共創みらいセンター多目的ホールにおいて、令和8年度山形大学校友会支援事業「大学生に文化芸術鑑賞の魅力と感性を伝えるプロジェクト事業」として能楽体験講座が開催されました。

本講座は、人文社会科学部の授業「心理学概論」の一環として、全学部の希望者にも参加を募って実施したもので、学生24名、教職員9名の計33名が参加しました。日本の伝統芸能を通じて感性や創造性を育むとともに、身体動作や音、空間によって物語や感情がどのように表現されるのかを学ぶことを目的としたものです。

講師には、シテ方宝生流の能楽師で、重要無形文化財総合保持者である辰巳大二郎先生をお招きしました。辰巳先生は、五代続く能楽師の家に生まれ、現在は全国各地で公演や普及活動に取り組まれており、山形県内でも稽古や能楽体験などを行って活躍されております。

当日は、はじめに能楽の歴史や作品鑑賞のポイントについてご説明いただき、引き続き、仕舞の実演、「高砂」の謡と能の型体験、能面と装束の着用体験が行われました。能面や装束の着用体験には多くの学生が参加を希望し、講座終了後にも次々と質問が寄せられるなど、学生が能楽に強い関心を示し、主体的に学ぶ様子が見られました。参加者にとって、プロの能楽師の実演と実践知に直接触れ、日本文化への理解を深めるとともに、人間の心や知覚、感性について考える貴重な機会となりました。


仕舞の実演

型の体験

能面の紹介

能面を着用しての舞の体験

装束の体験

集合写真