山形大学校友会
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設立10周年記念 「校友会支援事業」の報告
 

 このたび、校友会設立10周年記念事業の一環として人文学部「第二回山本匡毅ゼミOB・OG交流会」の支援を決定させていただき、当日の様子を報告いただきした。

「第二回山本匡毅ゼミOB・OG交流会」が開催されました

 2016年12月3日(土)、山形大学小白川キャンパスで人文学部山本匡毅ゼミOB・OG交流会を開催し、卒業生14名・学生20名の計34名が参加しました。山本ゼミは発足4年目で、私は2期生にあたります。山本ゼミでは、主に地域づくりの研究を行いました。書を読み知識をインプットするだけではなく、得た知識を基に地域へと飛び出し、肌で感じた地域課題に対して地域の魅力を活かした活性化プランを立案するというフィールドワークが中心でした。知力・体力フル活用のゼミでしたが、その分、得られた学びが大きかったため、山本ゼミに入ることができてよかったと就職してからいつも思います。  さて、今回は校友会様よりご支援いただき、第2回目となる交流会を開催しました。この交流会は、昨年度私たち2期生が中心となり企画した第1回目の交流会を後輩たちに引き継いだものになります。卒業した先輩方に就職、あるいは大学院へ進学してみて感じた就職(進学)前後のギャップ、やりがいや愚痴など先輩・後輩の間柄だからこそ話せる「本音」を聞いてみたいという思いが原点になっています。
 今回も4年生主体で運営をしてもらいました。初めに、3年生から今年度の活動報告。今年もフィールドワークの回数が多く、ゼミ生や先生が苦労されている様子が伝わってきましたが、何より楽しそうに活動していることに安心しました。今後も楽しむ姿勢を忘れず、大学卒業後も役立つ知識と経験を積み重ねていってほしいです。


3年生による活動報告の様子

 続いて、卒業生から仕事・大学院についての報告。今回は2期生の中から大学院生1名、社会人3名が一人ずつ順に登壇し、進路選択の動機や普段あまり聞けない職場内の人間関係など、自由に報告を行いました。ゼミ生には先輩の話を研究活動や進路選択の上で参考にしてもらえたら嬉しいですし、卒業生にとっても社会で頑張る同窓生の話を聞くことは刺激になったことと思います。
 報告会の後は、質問会。報告会で登壇しなかった卒業生も混ざって某TV番組のような楽しい企画が行われました。前半は公務員、後半は民間企業勤務の卒業生に対して、学生が質問カードを引いてその質問に卒業生が答える形式で、真面目なものから突っ込んだものまで多様な質問が飛び交いました。



4年生企画による質問会

 夜は場所を移して懇親会へ。お酒も入り、卒業生の思い出話や仕事の愚痴、最近の恋愛事情など話題は尽きず大盛況。学生から卒業生に積極的に質問している姿も垣間見え、開催出来て本当によかったと思えた一日でした(飲みすぎて翌日反省しましたが)。卒業論文執筆中の多忙な時期に、素晴らしい企画を運営してくれた4年生の皆さんには心から感謝しています。また、私たちの勝手な思いつきから始まった企画でありながら、今回も山本先生よりご支援をいただきましたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。


懇親会での集合写真

 さて、現在私たち卒業生はゼミ同窓会である「紬樹会(つむぎかい)」設立の準備を進めています。これは毎年交流会を行うだけではなく、同窓会を組織化し運営体制を確立することで卒業生同士の繋がりを強め、交流会の企画やゼミの活動に対する支援を行っていくことが狙いです。「紬樹会」という名前には、「同窓生というつながりを大事に紡いでいき、大きく育てたい。また、一人ひとりが地域に根差し大樹のような人材に成長していって欲しい」という私たちの思いが込めてあります。設立した後はしばらく手探りの状態が続くと思われますが、まずは継続していくことを目標とし、様々な企画を通して卒業生として山形大学を盛り上げていきたいと考えています。
 最後に、今回の交流会の開催にあたり校友会様より多大なるご支援を賜りましたこと、改めて感謝申し上げます。支援金につきましては、交流会の開催費として充当させていただきました。ありがとうございました。

 (報告:  辻 幹生さん 平成28年3月卒業 現在 山形市職員)