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東京ふすま会 平成29年度総会 が開催されました
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旧制山形高等学校と山形大学旧文理学部,人文学部,理学部卒業生の同窓会であるふすま同窓会の首都圏在住の皆さんを中心とした「東京ふすま会」の総会が5月20日(土)に学士会館(東京都千代田区)を会場に43名が参加して開催されました。 山形大学からは東京サテライトを代表してエンロールメント・マネジメント部社会連携課の倉井多鶴さんと黒沼宏成校友会事務局次長が出席しました。 総会は,稲村英夫事務局長(文理16回卒)の総合司会で進められ,最初に三俣壯一会長(文理16回卒)から総会開催に当たってのご挨拶がありました。引き続き,この1年間に亡くなられた会員25名の方に対し黙祷が献げられました。 次いで,三俣会長が議長に選出され,議事が進められました。議事では,平成28年度事業報告が笹谷仁則事業部会長(副会長)(人文1回卒)から,平成28年度収支報告が津森幸枝経理部会長(副会長)(文理12回卒)から,会計監査が高山今朝雄監事(文理10回卒)からそれぞれ報告があり了承されました。また,平成29年度事業計画案が笹谷部会長から,平成29年度予算案が津森部会長からそれぞれ説明があり,諮られた結果原案どおり承認され,議事が終了しました。 総会終了後,文理学部10回卒の高山今朝雄さんから「宗教の変遷から見たインドの歴史〜急成長のインドを理解するために〜」の記念講演が行われました。記念講演では,最初に現在のインドにおける社会,経済,治安,IT関係について説明がありました。その後、宗教の変遷から見たインドの歴史として,バラモン教から小乗仏教,大乗仏教への変遷における栄枯盛衰,ヒンズー教の迫害,イスラム教,キリスト教の布教,更に,ジャイナ教,シーク教,ゾロアスター教など,世界中の宗教がインドに集まっていることの説明がありました。また,ヴァルナ制度(後のカースト制度)の形成による各階層の身分と社会的役割の厳しい差別制度が職業や地域によりさらに細分化されてインド社会を支配していること,日本には飛鳥時代に大乗仏教が伝来したことなどが説明されました。私も身近なものとして,弥勒菩薩,観音菩薩や阿弥陀如来など,菩薩像や如来像を観る機会が結構ありますが,自己努力の修業の上に悟りがあることを改めて理解させていただきましたので,教えを肝に命じ努力しなければと感じさせられました。 記念講演会終了後に,稲村事務局長の司会で懇親会が開催され,三俣会長のご挨拶の後,校友会事務局黒沼次長から各同窓会会員の皆さまのご理解とご協力により昨年校友会が設立10周年を迎えたこと,その記念として記念講演会・記念式典・記念祝賀会を挙行したこと及び3月のOB・OGセミナーに多くの方に出席いただいたことに対する謝意とこれからもより一層連携していただきたい旨のお願いをさせていただきました。引き続き,ふすま同窓会野村一芳会長(人文1回卒)から,人文学部の改組による人文社会科学部への名称変更に伴う対応,入学定員の人文社会科学部10名減・理学部25名増によりふすま同窓会の新規会員が500名になったこと,また,ふすま同窓会100周年記念事業の実施体制の整備,理学部講義室への「ふすまホール」の名称付与等についての報告及び会の益々の活性化についてのお願いなども含めてご挨拶がありました。 その後,板井道生さん(山高27回卒)のご発声で乾杯が行われました。 また,初参加の高垣直澄さん(文理18回卒)から挨拶がありました。懇親会は,山形高等学校21回卒の大先輩から文理学部の卒業生,人文学部及び理学部の卒業生まで幅広い年代の参加者の方々が和気あいあいと語り合っておられました。会も終盤を迎え宴も酣になった頃,寮歌「嗚呼乾坤」,「ひかり北地に」,そして学生歌「みどり樹に」が熱唱され,最後に,津森副会長から女性参加の推進方法なども含めて閉会の挨拶があり,和やかな雰囲気の中で閉会されました。
閉会の挨拶で女性参加の手ほどきを説明する津森幸枝副会長 (文理12回卒) |