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平成30年度博士課程学生研究発表奨励金の贈呈式が行われました
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校友会・米沢工業会の「博士課程学生研究発表奨励事業」に採択された大学院理工学研究科(工学系)の学生33名(うち4名欠席)に対する奨励金贈呈式が、平成31年1月24日(木)百周年記念会館研修室(米沢キャンパス)で行われました。この事業は博士課程学生を対象に国際会議での研究発表を奨励し、グローバルな人材養成を推進するため旅費の一部を奨励金として支援するものです。
贈呈式では、最初に、一般社団法人米沢工業会上村勘二理事長と佐藤学校友会理事(教授・理工学研究科担当)からお祝いと激励の言葉がありました。今回は平成30年度下期分として、国際学会等で発表した大学院学生で出席された29名に上村理事長から一人ひとりに奨励金が贈呈されました。 贈呈式終了後は、学生さんの代表から参加の感想や今後の抱負などについて発表が行われ、奨励金の贈呈式は終了しました。
以下に、学生さん二人の感想等を紹介します。このたび研究発表奨励金を受けた大学院学生に関する情報は、こちら をご覧ください。
自分の発表は最終日、最後のオーラルセッションであったため、緊張しましたが、多くの研究者の方に聞いていただくことができ、質疑応答の場や空き時間の際に自分の研究に対しての興味や疑問、アドバイスなどをいただけました。 当初は、英語での意見交換は高度で自分には無理だと思っていましたが、自分以外の日本人の研究者の方々や、先生の協力もあって、海外の方々と研究についての意見交換ができたことが、今回の国際学会の参加で最も有意義だと感じました。 また、日本だけでなく、海外の方々の研究を見ることで自分の視野を広げることができました。世界標準の最先端の研究は、自分の専門外の分野であっても、とても興味深く、ユーモアあふれる研究が数多くありました。国際学会を通じて、世界中の研究者が、最先端の技術などを研究し、模索しているということを改めて知ることができ、自分が大学でやっている研究も世界中の研究者がやっていることと同様のものだと、自分の研究の意義を再確認できたと思います。 最後に、今回の国際学会に参加が叶ったのは、諸先輩方や先生のご指導、そして米沢工業会・校友会の方々の支援のおかげであることを、この場をお借りて感謝申し上げます。
私は、昨年の11月25〜30日までアメリカのボストンで行われた国際学会(2018MRS fall Meeting)に参加しポスター発表にて研究発表を行なってまいりました。 研究発表の際には、多くの研究者の方々とディスカッションする中で、自分の研究に対する他者からの反応および意見を直接聞き、自分の研究を客観的に見つめ直すことができました。また、自分と同じテーマを研究している各国の研究者と直接話す機会が得られたことで、世界の研究者と競い合うことの重みを改めて感じることができました。 さらに、研究発表だけでなくボストンの名物であるロブスターやクラムチャウダーなどを味わい、これまでの人生でもなかなか経験できない貴重な体験をさせて頂くことができました。 このような、貴重な経験を経て多くの刺激を受けたことで、学会に行く前に比べ研究に対するモチベーションが上がったように感じております。今後も、高いモチベーションをもち、研究および学業に専念していきたいと思っております。 最後に、このような貴重な機会を設けていただき、誠にありがとうございました。
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