授業風景

 先端学習ラボは、平成21年度の授業から利用が開始され、これまで多数の学生主体型授業の実践に役立ってきました。
 ここでは、「ICTの活用による学習支援」「多様性・柔軟性のある学習環境」という先端学習ラボの2つの特徴を活かした授業の様子について、ご紹介します。

未来学へのアプローチI

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未来学へのアプローチI
担当教員 佐藤慎也,栗山恭直,杉原真晃
教員所属 地域教育文化学部、理学部、高等教育研究企画センター
開講学年 1年,2年,3年,4年
開講学期 平成21年度前期
開講形態 演習

授業概要

テーマ

 本授業は今年度(平成21年度)から新たに始まるスペシャル授業です。最先端の情報機器や可動式の机・椅子等が整備された新しく快適な教室環境のもと、楽しく能動的に学習することができます。
 本授業で扱うテーマは現代社会の諸問題のうち都市問題、格差問題、環境問題です。私たちが生活する自然に包み込まれた世界には、病気、災害、飢餓などさまざまな問題があります。これらの問題に対し、私たちはこれまで科学、政治、経済、思想などにより問題を克服し幸せに生きる道を切り拓いてきました。しかし、現代社会においてこれらの問題は新たな局面を迎えるようになりました。それは、環境、人口、食料、紛争、生命などにまつわる諸問題です。これらはこれまで私たちが克服しようとしてきた諸問題とは大きく質を異にします。それは、人類がこれまで幸せに生きるために行ってきたさまざまな対処自体がこれらの諸問題を逆にもたらしたということです。我々は幸せに生きるために、これらの諸問題に対し、今後どのように考え、行動していくべきなのでしょうか。

ねらい

 本授業では都市問題、格差問題、環境問題というテーマを通して、我々が現在、何を考え、何を行い、何を後世に伝えていくべきかについて学び、我々の今、そして未来を明るく幸せなものにしていくためにできることを考えていきます。本授業は学生のみなさんが主体的に学ぶことをねらいとしています。つまり、知識を「教えられて」終わるのではなく、知識を「教えられ」、「自分で掴み取り」、それらをもとに「自分で考え」、仲間とともに「意見を交わし」、自分の考えを「深め」、そして考えを「発表する」ことを目指します。

目標

授業計画

授業の方法

 講義、グループ学習(調査・討論・ワークショップ)、発表、全体討論、相互評価から構成されます。


サイエンスコミュニケーションII

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サイエンスコミュニケーションII
担当教員 栗山恭直
教員所属 理学部物質生命化学科
開講学年 1年,2年,3年,4年
開講学期 平成22年度後期
開講形態 演習(一般)

授業概要

テーマ

 サイエンスを一般の人にわかりやすく伝えるために必要なコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力を身につける。身の回りのサイエンスに関する知識を増やす。

ねらい

 グループディスカッション等を通してコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につける。サイエンスを題材にして授業を進めていく。

目標

 サイエンスカフェ・研究紹介番組・出前実験講座を企画・運営できる。科学的な考え方について理解し、考えることができる。

授業計画

授業の方法

 学生一人に一台のPCが使える先端学習ラボで講義を行う。インターネットでの検索の仕方、PCを使ったプレゼンテーション、研究者へのインタビューの方法