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社会人力育成山形講座総括フォーラム「山形講座から見えてきた大学教育と次世代育成」を開催(12/16)

掲載日:2016.12.16

 山形県内の高等教育機関、自治体及び経済界が連携し、学生の社会人力育成を目的として平成25年度からスタートした「社会人力育成山形講座」(山形講座)。12月16日(金)にホテルメトロポリタン山形にて「山形講座から見えてきた大学教育と次世代育成」をテーマに総括フォーラムが開催されました。

 フォーラムの開会に伴い、大学教育の近年の動向について、文部科学省大学改革推進室の河本達毅氏が説明。「“何を教えるのか"から“何が身につくのか”に視点をシフトしていくことが重要」と今後の教育について触れ、山形講座の成果から、日本の高等教育を牽引する取り組みが生まれることに期待を示しました。

 基調講演として、高畠町に本社を置き、地元の生産物を使ったジャムやドレッシングなどの販売でブランドを築いた株式会社セゾンファクトリー創始者の齋藤峰彰顧問が「企業が求める人材像」について自社の取り組みを紹介。人間性の向上と人格の形成に重きを置く方針を例に挙げ、これからの世代に求められる人間力の重要性について参加者へメッセージを送りました。

 成果報告では、山形講座を構成する4つのテーマ、山形フィールドワーク教育、山形プロジェクト教育、山形起業教育、リーダーシップ教育それぞれについて取り組みを発表。実際にリーダーシップ教育を受講した本学1年生の加藤麻友子さんは、「各界で活躍する方に会って普段はできない貴重な経験ができるのが大きな魅力」とこれまでのカリキュラムを振り返るなど、全体を通じてこれからの大学教育を見つめる充実した機会となりました。

 「美しい山形を活用した『社会人力育成山形講座』の展開」は、文部科学省の平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」に採択されたプロジェクト。これまでにさまざまな教育を実践し、本年度で事業は最終年度を迎えています。

挨拶する小山学長の画像
挨拶する小山学長

文部科学省の河本氏の画像
文部科学省の河本氏

基調講演を行った株式会社セゾンファクトリーの齋藤顧問の画像
基調講演を行った株式会社セゾンファクトリーの齋藤顧問

パネルディスカッションも実施の画像
パネルディスカッションも実施

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