山形大学新規採用教員研修会
- 日時 4月4日(月)
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- 講師 栗山 恭直 教授
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- 内容
「アクティブラーニングの紹介と実践:科学は定量が大切?」
- SCITAセンタ−で11名の山形大学新規採用教員研修会が行われました。
昨今注目されている「アクティブラーニング」、特に昨年は関連図書が相当数出版され、
今年に入っても止まるところを知りません。山大においても、その実践によって、前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力を養い、結果として”社会人基礎力”を
身に付けた学生を世に送り出そうと積極的に取り組んでいます。
事例紹介では、講師が担当する「サイエンスコミュニケーション」という授業で学生が身に付けられる力について話がありました。「レポートやプレゼンテーションを複数回実施することで、反省点を活かし成果を得られる。学生の達成感が何より大事なので、いかにモチベーションを維持させ、最後に達成感を得られるよう導くかがポイント。」
活動の様子

後半は、先生方によるアクティブラーニングの実践です。
グループに分かれての科学実験は久しぶりという先生も
多かったようですが、開始早々メンバー間で意見を交わし、
実験がスムーズに進んだ様子。
ろうそくの火に覆い被せるビーカーの大きさによって、
その体積と火が消える時間の関係性をグラフに表すのですが、
表計算ソフトでなく手書きというのもまた新鮮なようでした。

アクティブラーニングの効果が認められる一方で、実際は先生方のように
全員が積極的にグループワークに参加するとは限らず、評価する際には
フリーライダーをどうするかといった課題もあるようです。
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