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トップ > 特別寄稿(山大卒業生の先輩からのメッセージ)
学生から社会人になって |
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鈴木 沙耶さん (山形県鶴岡市出身) H28.3 大学院理工学研究科 物質化学工学専攻 修了 現在: 株式会社 高研 勤務 私は、鶴岡市出身で実家の近くに農学部があり図書館をテスト勉強や受験勉強をするのに利用していました。また、授業の一環で山形大学の学生さんに勉強を教えて貰ったり、イベントに参加したり、昔から山形大学を身近に感じており自然と志すようになっていました。 工学部に進学を希望していたものの、学びたい分野が多く絞る事ができなかったので、その年に新設されたシステム創成工学科への進学を決めました。 システム創成工学科は1期生で人数も約50人と少なかったので自然とお互いを助け合い、団結感のある非常に居心地が良い学科でした。 大学では人生で初めてのことばかりでした。ありきたりですが1人暮らしやアルバイト、海外旅行やサークル活動、そして様々な県から来ている人達との関わりなど、高校卒業まで洗濯機を回した事も無かった自分にとって自立せざる得ない環境で最も人として大きく変化できた時期だったと思います。 就職は地元で医療機器に関わる仕事がしたいと考えていたので現在働いている会社に就職活動を絞って行い、入社しました。今年で入社2年目になり、現在は開発部に所属しています。業務内容は新製品や改良品の医療機器を作るために日々、試験や報告書・提出資料の作成を行っています。 携わった医療機器を使用している患者さんを直接見る機会は少ないですが使用している方からの声を聞いたり、テレビ番組などで使用されているのを見るともっと頑張ろうとモチベーションが上がります。 分からない事だらけで勉強の毎日ですが、知識と経験を増やして1つでも多くの仕事を自分で考えてできるように頑張っています。 一概には言えませんが、学生時代はお金は無いけれど時間はあると言います。社会人になると逆になります。どちらにも楽しみ方があると思います。社会人になって私は、学生時代に行けなかった土地に旅行に行ったりできなかった趣味を時間を見つけて始めたり、ずっと欲しかった物を買ったり・・・非常に日々楽しいです。学生時代も楽しみ方は違いましたが楽しい気持ちは同じでした。お金が無いから楽しめないなどと考えたりせず、在学生の方にはできる範囲で思いっきり楽しんでほしいです。 これまで、家族、先生、友人、先輩や後輩など本当に多くの方々に支えられて生活してきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。 最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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