山形大学校友会
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 「山形大学発山形県を盛り上げるために・・・
 ~雇用の創出、企業と求職者のマッチングのために~」

        齋藤 順哉 さん (宮城県仙台市出身)
             H20.3 人文学部 総合政策科学科 卒業
             現在: 株式会社マイナビ 山形支社長
                  


山形支社のメンバー(その1)です。(筆者は右端)
~皆仲良く、山形県の皆様のサポートをするために日々奔走しています。~

◆山形大学への入学動機と学生時代について
 私が山形大学に入学した動機は、早く、一人暮らしをしたいということで県外への進学を考え、最も身近な県外。それが山形だったことが山形大学に進学したキッカケでした。
 学生時代は、多くのアルバイトを経験しました。最初は、家庭教師、その後、紹介されて始めた家庭教師の営業、生協での新入生向け新生活アドバイザー、その後、趣味のサッカーで足を骨折してしまい、全てのアルバイトを一度はやめました。
 足が治った後、昼は13号線沿いの有名なラーメン屋さん、夜は、駅前でダイニングバーのホール、バーでのバーテンダーなどを経験しました。サークルは、フットサルサークルまた、旅行サークル(「ユースホステルサークル」で、現在は消滅してしまったようです…。)
 アルバイトと飲み会、県内の温泉旅行などに明け暮れて・・・留年してしまい、もう一年大学に通うこととなりました。3年生までは真面目に学生生活を送り教育実習も既に終わっていたので、卒業単位の取得と教員免許取得のために最後の1年間(5年目)は、週に3回程度のペースに通っていました。また、自分の成長のためにと1対1の授業を受けるなど、単位取得のためだけでなく自身の知見を広げ、知識を獲得するための1年にしていました。

◆現在の仕事についた理由について
 私は学生時代から多くのビジネス書を読んでいましたが、そんな中、私が興味を惹く本の著者が当時の最大手の就職情報会社の出身者が比較的多かったことです。このことで勝手に親近感を感じてしまい、当該企業を強く志望することになりました。
 しかし、私の就職活動中にはとても成熟した企業となっており、なかなか自分のやりたいことが出来ないのではないかと感じてしまい、それ以外の企業に目を向け様々な業種、職種、規模、設立期間の異なる企業を受験しました。そこで、当時、就職情報の広告における業界2位だった現在の会社に入り、「私が1位の座を奪う役回りをやろう。」と心に決めて入社しました。入社後、自身の努力が現在の会社の就職事業を業界2位から1位に牽引することが出来、会社へ貢献することが出来ました。
 そして、その後10年の月日が経ち・・・、2018年4月1日に新たに“山形支社”が立ち上がりその立ち上げのために再びこの地に戻ってきました。

◆現在の仕事で頑張りたいこと
 山形県内の企業の魅力を発掘し、全国に発信していきたい。
 県内の企業様にもっと求職者(学生、UIJターン等で戻ってきたい方、転職者の方々、パート、アルバイトの方々)に魅力的に映るような企業風土作り、社内制度作りをサポートしていきたいと考えています。
 国の施策としても、“地方創生”ということで東京を中心とした一都三県にいる人々を全国の地域に送り込む、戻すということを国の施策として行っています。
 少子高齢化の中で、県内の就労人口の減少、出生率の減少はその地域と長期的な目線では日本国のあり方を考えなければなりません。

◆学生の皆さんにお伝えしたいこと
 月並みかもしれませんが、大学生時代ほど時間に縛られない時期というのは人生の中にほとんどありません。健康で、活動的な今、日本国内、世界各国に行き知見を広げてもらいたいと思います。
 また、どこでアルバイトをするのかについても、もっと積極的に成長や学生時代にしか経験できない、したくないような仕事をしみてるのがいいと思います。私も上記のような様々なアルバイト経験をし、人との関わり方や知見を身につけることが出来たので、そのような視点でアルバイトを選んでみることを強くオススメします。
 そして、最後に就職活動は今までの受験とは大きく異なることを改めて知ってもらいたい。今までの受験は、自分がやりたいことをやるために合格できるラインまで勉強するだけでよかったと思います。
 しかし、仕事は勉強(インプット)だけではなく、相手の立場を考えながら発言(アウトプット)することが求められます。そのためには職業選択が重要です。特に、新卒というブランドのある時に、最初の会社がとても重要です。
 自分のやりたいこと、やりたくないこと、できること、できないこと、という今に関すること。また、長期的な目線でどんな人生を送りたいのかを考える必要性があります。
 将来、どんな働き方をしたいのか、どんな人たちと関わって生きていくのか、どんな生活、どんな週末、そしてどんな一日を過ごしたいのか。
 それは、今こうしたいということと、10年後どうなっていたいのか、20年後どうしていたいのか、死期が迫ったときにはどうしていたいのかを考えることです。もちろん、20代で考えた未来が必ずやりたい未来になっているかはわかりませんし、今後の人生で考えが変わるかもしれません。しかし、今まで積み重ねてきた人生で考えうる最高の人生を歩む第一歩として、ぜひ“就職について”いろいろと考えてもらいたいと思います。
 もし、私がお手伝いできることがあれば直接お話しさせてもらいます。

そして、最後に、皆様にお伝えしたいこと。
『一緒に山形をもっと元気に、日本をもっともっと元気にしていきましょう!』



山形支社のメンバー(その2)です。