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> 留学生現地レポート
2015年11月
山形大学校友会による「大学間交流協定大学への派遣留学生校友会支援事業」の支援を受けて海外の協定大学で留学中の皆さんから提供していただいた現地での様子を紹介します。
宇佐美エリさん(地域教育文化学部2年 留学先:台湾師範大学(台湾))
8月31日に台湾に到着してから一ヶ月になりました。最初だから、かなり不安定な状況を続きましたが、今はようやく生活面も学習面も少し落ち着いて来ました。
(1) 留学中の活動
1. 授業内容
私は中国語ができるため、国語教学中心に入らずに台湾の学生さんが取っている授業を履修しました。私の場合は、東亜学部に所属しているため、最低一つ東亜学部の授業を履修しなければなりません。他の交換留学生と違って、学年や学部にも関わらず好きな授業はなんでも履修できるのはとてもラッキーです。履修した授業は主に東亜学部の授業ですが、その他に台文学部と韓国学程(韓国語や韓国文化を専門に学ぶ所)の授業も履修しました。東亜学部は私が所属している異文化交流コースととても似ている学部です。東アジアの文化、政治、経済を中心に学び、日本語や韓国語の授業も開かれるため、日本語と韓国語ができる学生さんもいます。日本人は日本語の授業を取ってはいけないという規則があります。私は日本語教育に対してとても興味があるため、担当する先生に見学させてくださいと依頼して、単位をもらえないですが、日本に興味や関心を持っている台湾の学生さんと接する機会を増やせるいい機会だと思いました。まだ授業は始まったばかりで、わからないことがたくさんあり、台湾人はとても早口でよく聞き取れないこともありましたが、先生や学生にいろいろ教えていただき、少しずつ不安を解消しました。私は前期だけ18単位を履修します。(日本語の授業を含めたら実は21単位です。)授業で取り扱っている内容はかなり深くて難しいため、このぐらいちょうどいいと思いました。
2. 生活面や経費
台湾の物がすごく安いとよく耳にする言葉ですが、実際に生活したら全然安くないと思いました。台北の物価は日本とあまり変わらなく、特に師範大学の付近は他の所より高いです。宿舎に何もないため、布団や日常用品をすべて購入しなければならないです。また、日本のiphoneは海外のsimカードに対応できないため、台湾の中華電信で新しいスマートフォンを購入しました。その後、宿舎の料金、台湾の保険、教科書など必要な出費を含めたら最低でも台湾ドル40000(約17万円)をかかりました。(食べ物や遊びにいくお金を除き)
今はすべてのものを揃ったため、食費以外あまりお金をかかりません。
食べ物は油っぽいものが多いため、口や胃に合わなくて急性胃腸炎になり、かなり大変でしたが、今は健康に戻りました。
まだまだ先が長いですが、気を緩めずに頑張りたいと思います。
忠烈祠
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