山形大学校友会
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2016年12月

 山形大学校友会による「大学間交流協定大学への派遣留学生校友会支援事業」の支援を受けて海外の協定大学で留学中の皆さんから提供していただいた現地での様子を紹介します。今回はアメリカ、オクラホマ大学留学中の高橋遥太さんからご報告いただきました。

高橋遥太さん (地域教育文化学部3年 留学先:オクラホマ大学(アメリカ))


1.学習面
 授業に関しては、四つの授業をとっており、アメリカの大学の授業は日本のそれとは違い、一つの授業が週に一回ではなく、週に数回あります。現在は授業の内容を理解することに慣れる必要があるため、学んだことがある言語学や内容が易しい留学生のための英語や中国語、そして体育の四つの授業(English for exchange students, General Linguistics, Beginning Chinese, Beginning Weight Training)を受けています。授業内容は今のところ大体理解できており、宿題の量は多いですが、アメリカ人の友人に時には手伝ってもらいながらやっています。授業以外にも教員採用試験や実用英語試験の勉強を自主的にする必要があるため、時間を有効に使い、二つのことを両立していくよう心掛けています。


キャンパス内で撮影した写真です。
オクラホマ大学のキャンパスはとにかく大きく、教室間の移動も大変ですし、
建物が多く、見つけるのが難しいです。



2. 生活面
 Traditions Westという寮に住んでおり、シャトルバスも出ていることに加え、キャンパスから徒歩10分程の距離なので大学へのアクセスには困っていないです。寮ではドイツ人、イタリア人、コロンビア人の三人のルームメイトと過ごしております。人間関係は良好ですが、頻繁に騒いだり、共有しているキッチン、リビングにおいて片づけを全くしないルームメイトもいます。伝えるべきことは伝えつつ、快適に過ごせるよう努めています。加えて、寮にはせいぜい冷蔵庫、ベッド、洗濯機などの必要最低限の物しかないため道具は現地で調達します。買ったものは日本に持って帰るわけにもいかないので、買いすぎないように必要なものだけを買っています。

休みの日などは旅行をしたり、
夢であったNBAの試合を観戦しに行くことが多いです。



3.反省点について
 主に二つの反省点が挙げられます。一つ目は、学業に集中できていないことです。易しい授業を履修した理由は授業に慣れるためだけでなく、教員採用試験や実用英語試験の勉強をする時間を設けるためでもあります。与えられた宿題をこなせるのは当たり前であり、自分がアメリカにいる間、自分のライバルになる同じ年代の学生も目標に向けて励んでいるでしょう。こちらの大学で勉強していることと自身の専攻分野の両方を学ばなくてはなりません。
 二つ目は上述の点と関わっているのですが、タイムマネージメントです。買い物、洗濯、自炊、大学生活における手続き、授業、授業の課題などやるべきことはたくさんあります。しかし何かが疎かになってしまいます。自分がやるべきこととそれに費やすべき適当な時間を意識しながら生活しない限り、学習面と生活面の両立はできないと思います。