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留学生現地レポート(2018年11月)

 山形大学校友会による「大学間交流協定大学への派遣留学生校友会支援事業」の支援を受けて、海外の協定大学に留学中の学生さんから届けられた現地での様子を紹介します。
 今回はスペインに留学中の樋渡日和さんからの報告です。

 大学院理工学研究科理学専攻  2年 樋渡日和さん  
  留学先: サラマンカ大学 (スペイン)



散歩の途中の公園
私は9月9日からサラマンカ大学(スペイン)に留学しています。 以下にその様子を報告します。

 1.生活面

 私は大学の学生寮のひとつに住んでいます。二人部屋なのですが、ルームメイトのブラジル人は9月28日にやって来ました。彼女はスペイン語を勉強したてで、私のスペイン語が伝わったり伝わらなかったりします。また彼女の話していることもところどころ聞き取れません(ポルトガル語を混ぜて話していると思われます)。私は最初の頃、聞き取れていない曖昧な状態で返事をしていましたが、同じ部屋で数ヶ月過ごすことを考えて、最近は聞き返すよう意識しています。
 
 寮ではパーティが多いです。月に3~4回のペースで寮内の学生、スタッフが集まって話を聞いたり(早口なのと、周りの私語が多いのとでほとんど聞こえません。)、タパスを食べたりして、あとは各々で騒いでいます。パーティ以外でも次の日が休みなら誰かしらが大音量で音楽をかけたり夜遅くまで話していたりで賑やかです。

 寮には食堂があります。ほとんどの寮生がその食堂を利用しています。私も利用していますが、量も味もとても満足です。また、そこで会った寮にいるスペイン人の学生たちと親しくなり、時間が合えばいっしょに食べます。

 サラマンカは街も景色も綺麗で散歩していても飽きません。散歩途中で公園のベンチに腰掛けていたら、現地のおばあちゃんに話しかけられて小話をしたのもいい思い出です。


散歩①


寮の食堂にて①


寮の食堂にて②
 
 2.学習面
 私はサラマンカ大学で授業を2科目履修し、それ以外に共同研究を行なっています。研究では、共に研究を行なっている先生の研究室で、平日9時から14時まで作業などをしています。その研究室には2人の院生がいて、同じ部屋で共に研究を行なっています。それぞれ研究テーマや対象は異なりますが、協力できる作業は手伝ったり情報交換したりします。

 そしてお昼くらいに小休憩をします。院生3人でコーヒーなどを飲みながら雑談します。基本的に私以外の2人が話しているのを聞いているだけですが、聞いているしかないくらいのスピードでたまに2人同時に話すので入る間もありません。しかし、最初は数字しか聞き取れなかったのが、今では半分くらい聞き取れるので、とても面白いです。



散歩②


散歩③

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