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留学生現地レポート(2018年11月) 山形大学校友会による「大学間交流協定大学への派遣留学生校友会支援事業」の支援を受けて、海外の協定大学に留学中の学生さんから届けられた現地での様子を紹介します。 |
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人文学部人間文化学科 3年 本間美雪さん
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アンジェの街並み |
1.生活面 私は現在、登録する際に大学から紹介された学生寮に住んでいます。授業のある学部棟まで徒歩5分ほどのところにあり、寮の近くにはスーパーマーケットもあったりしていてとても便利です。 部屋は個人部屋になっていて、キッチンや洗濯機は共用で使うことになっています。 アンジェの中心街まではバスで行くことができます。カフェや映画館はもちろん、アンジェ城や美術館もあるので、週末に友達と遊びに行ったり一人でゆっくり過ごしたりすることができます。アンジェは緑豊かでかつ伝統的な街並みが残っていてとても美しいです。 2.学習面 CeLFEの授業はレベルごとに授業数や内容が異なってきます。私は最初のプレースメントテストでA2(初級の上)のクラスに振り分けられました。Cours de langue、Atelier de production écrite/ grammaire、Atelier de production orale、Culture de la vie quotidienne、Phonétique、Option: photo/ vidéoの6種類の授業が週に15コマあります。 A2のクラスには私を含め12人の学生がおり、毎日一緒にフランス語を勉強しています。授業の合間の休憩時間や午後に授業がない日などは図書館や大学内でクラスメートと勉強したりお喋りしたりして過ごしています。様々な国や様々な背景をもっている学生がたくさんいるので、日常生活の中でも様々な違いや発見があります。
3.その他 山形大学で合気道部に所属していること、フランスでも合気道が盛んなことから、留学中も合気道をしようと決めていました。大学の体育施設でもどんなスポーツでも1つなら無料で行うことができるのですが、合気道の定員が満員であったため道場を探しました。 現在は道場で月曜と木曜の夕方の週に2回稽古をしています。フランス語での稽古は難しいですが、技の違いがあったりたくさんの人との出会いがあったりして稽古はとても楽しいです。大学にいるだけでは現地の人々と交流することは難しいので道場に登録して本当に良かったと思っています。 旅行も楽しんでいます。大学が留学生向けに企画してくれたソミュールへの小旅行や秋の一週間ほどのバカンス中にロワールの古城を少し訪れたりしました。 サミュールへの旅行ではワイン醸造所や修道院、秋のバカンス中にはブロワ城とシャンボール城などを訪れました。学生割引があるので週末や休みを利用してもっと色々な所へ行ってみたいです。 留学生活は毎日充実していてあっという間に過ぎていきます。CeLFEでの授業も11月で終わり、12月の2週間ほどのテスト期間が終わると今学期が終了します。 残された短い留学生活をこれからも大切に過ごしていきたいと思います。本レポートで少しでも私の留学生活が伝われば幸いです。 最後になりますが、この留学という貴重な経験への校友会の皆様のご支援に感謝します。
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