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留学生現地レポート(2019年1月) 山形大学校友会による「大学間交流協定大学への派遣留学生校友会支援事業」の支援を受けて、海外の協定大学に留学中の学生さんから届けられた現地での様子を紹介します。 |
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人文学部法経政策学科 3年 齋藤 優梨香さん
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ルームメイトと鼎泰豊へ(筆者は一番右) |
留学して3ヶ月があっという間に過ぎ、残り約1ヶ月となりました。私のこれまでの留学生活を報告します。 1.生活 私は、現在台湾師範大学の公館キャンパス内にある寮に住んでいます。ルームメイトは日本人、韓国人、ドイツ人の3人です。留学で最初の心配事はルームメイトでした。しかし、4人の生活リズムも似ていて快適な生活を送ることができています。一緒にいる時間と、各自でいる時間の区別が自然とできあがっていたのでそれが快適さに繋がっているのだと思います。特に私は韓国の文化や、韓国語にも興味があったので少し教えてもらっています。時々、言語による壁によって誤解を招くことや、自分が勘違いしてしまうこともありますが一つの経験として受け止めています。また、他の交換留学生や台湾人の友人とも外出したり、食事をしたりしています。先日は、台中へ旅行に行ってきました。まだ帰国まで少し日数はありますが、既にさみしさを感じています。 2.食事 私は留学する前から台湾の食を楽しみにしていたので、毎日様々な料理を食べることができてとても幸せです。台湾は外食文化なのでほとんど外食です。台湾の料理の中には、台湾独特の香辛料が効いた料理もあり、食べるのが難しいものもあります。私の場合は、3ヶ月が過ぎると、いつの間にか台湾の味に舌が少しずつ慣れたようで、以前食べることができなかったものが突然食べられるようになりました。しかし、2回ほど食べても、臭豆腐の味には慣れませんでした(笑) 台湾には日本料理はもちろん韓国料理、タイ料理、イタリア料理など中華系意外にもたくさんあるので、本当に食事で困ることはないと思います。まだまだ食べ足りません! 3.学習 私は、台湾師範大学の語学学校に通いながら、大学の授業を受けています。この語学学校では、交換生は無料で週に2回・3時間受けることができます。しかし、それだけでは中国語の授業が足りないので、中国語の授業を大学の方で1つ取っています。 来たときは授業数をどうするかとても悩んだのですが、私は自分で興味があるもの優先で選びました。その結果、5つ受講することにしました。中身は、中級華語、台湾語、台湾文化、交換生の必修英語、太極拳です。5つと聞くと少ないように聞こえますが、授業はすべて中国語、または英語なのでなかなかハードです。やっと最近先生の話す内容が聞き取れるようになってきて、受けて良かったなと思えるようになりました。 運動は苦手なのですが、どうしても体を動かす授業を受けたいと思い、走らなくても良い太極拳を選びました。しかし意外と難しく、なかなか疲れます。最後には実技のテストがあるので習得できるように頑張ります! 4.台湾の友人 留学に来てから自分が思っていたよりも台湾人の友人を作ることは難しかったです。山形大学のようにチューターのような学生がいるのですが、相性があまりよくありませんでした。そんなときたまたま友人から台湾人と日本人の交流会があることを教えてもらい、参加しました。その会に参加している台湾人の学生は、日本に興味のある人、日本語勉強している子がほとんどなのでとても親近感がありました。そこで友人を作ることができたので良かったです。その後も食事に行ったりしています。どんなチャンスも見逃さないことが大事だと思います。 5.最後に ここまでこれまでの生活を振り返りましたが、やはり留学をすることができて良かったなと思います。一番近くで応援してくれる両親について、留学に来て少し離れてみてからその偉大さを身にしみて感じています。留学は私の人生の中で一つの大きなきっかけだと思います。今後この経験をどう活かすかじっくり考えながら残りの日々を送りたいと思います。台湾の生活についての写真を下記に載せました。少しでも台湾の良さや、様子が伝われば嬉しいです 。
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