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想いを繋ぐ! ~パソコン活用講座を通して成長できたこと~

                           人文学部人間文化学科1年
                                今田 翔平(山形県鮭川村出身)


ネット選挙をプレゼンする山大チーム

 パソコン講座の活用を通して私が成長できたことを紹介します。大学生になってパソコンを使う機会が増えますが、使い方がよくわからない新入生向けに山大生協が運営するパソコン活用講座(※1)があるのをご存知ですか。
 私がこの講座を受講し始めたときは、そんなわからない新入生の1人でした。自宅にパソコンがなかったため使う機会もなく、高校の情報の授業で多少は習ったものの上手に使いこなす自信もなかったのです。そんな私が今パソコンで容易に文章作成等ができるようになったのは、この講座を通して成長できたからだと思っています。
 パソコン講座の1番の魅力は、山大生の講座スタッフとして先輩方に教えてもらえることです。受講生5,6人と学生スタッフ1人がグループとなり、わからないことがあれば気軽に質問することができ、サークルのような楽しい雰囲気の中でスキルアップすることができます。
 講座の内容は、Wordの使い方や上手なレポートの書き方など、大学生活に必要な基本スキルを学ぶことができます。大学の講義で課題レポートを提出した際には、学んだことを活かして作成したおかげで担当の先生からの評価も高いものになりました。(笑)
 また、講座で学んだことを発表する場として、『日経パソコンカップ』(※2)があり、PowerPointを使い、IT関係の話題について5分間のプレゼンテーションをグループ毎にするというものです。学内予選を勝ち抜いたチームが、山形大学代表として東北地区6大学の代表が集まる本戦で発表します。私のグループは、“ネット選挙”についてプレゼンしました。予選を通過し開き直って発表した山大本戦。まさかの優勝で山大代表として発表することになりました。私は高校時代から今も演劇をしているため人前で発表することが得意なので、本戦でも優勝したい気持ちが湧き、ますますやる気に満ちていました。
 パソコンカップは今年で3年目で、1年目は山形大学が優勝しています。今回は王座奪還をめざし、スタッフの先輩方が一丸となって練習し本戦に臨みました。山形大学の代表として負けられないし、絶対に優勝してみんなの想いに応えようと意気込んでいました。
 いよいよ本番。目の前には大勢の観客と少しの緊張、大舞台で発表できる嬉しさと楽しさを感じながら、5分間のプレゼンを行いました。
 結果は、残念ながら優勝できずとても悔しい気持ちで一杯でしたが、「お疲れ様、いいプレゼンだったよ。」と声をかけてくれた先輩方や職員さんのやさしさと温かさに触れることができました。講座を通してパソコンスキルも上達しましたが、この貴重な経験を通してさまざまな人との繋がりもでき、大学生になって半年が過ぎた今、私自身の成長も実感しているところです。今度は、「自分が講座スタッフとなって優勝できる後輩を育てる。」との思いから、みんなの想いをしっかりと繋いで、これからはスタッフの1人として頑張って行こうと決意しているところです!

<パソコン活用講座(※1)> 
山大生協が有料で企画・運営を行う「大学生活で必要なパソコンスキルを身に付けるための 講座〈全8回の講習会で構成〉」のことです。例年、300人を超える新入生が受講するそうです。
<日経パソコンカップ(※2)>
日経パソコンと大学生協が共同開催する大学生を対象としたプレゼンコンテスト。PowerPointを 使った5~10分間のプレゼンを実施。学内予選を通じて代表チームを決め、本大会に臨む。 2013年(第1回)の優勝は、山形大学代表が獲得しました。

                      

日経パソコンカップの出場チーム

    

プレゼンする今田君


プレゼンを聴くオーディエンス