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　山大生のキャンパスライフ報告

　「就職活動を振り返ってみると…」

　　　　　　　　地域教育文化学部地域教育文化学科システム情報学コース4年
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高橋　和俊（仙台市出身）

キャリアサポーターの打ち合わせの様子

　大学生活4年間の中で、最も大きなイベントのひとつが就職活動ではないでしょうか？今年度は経団連による就職活動の時期変更によって、学生はもちろん企業側も手探りの状態で活動していました。私は元々中学数学の教員志望で山形大学に進学してきたのですが、大学2年生頃から講義の関係もあってIT関連のことに興味を持つようになり、大学3年生になる頃には民間のIT企業に就職することを決めていました。今年の夏を前に私は無事に第一希望だったIT企業から内々定をいただくことができ、来春からはいよいよ社会人としての新しい生活を始めることができそうです。
　就職活動に向けて本格的な準備を始めたのは、大学3年生の後期からでした。いよいよ就職活動という言葉が現実味を帯び「さて、何をどう始めたらいいんだろう？」と思っていたところ、大学の就職支援室でキャリアサポーターという活動があることを知り、まずは行動してみようと思いこの活動に参加することにしました。キャリアサポーターは就職支援室が主催する学生団体で、有志の学生が集まって企業訪問や企業の方へのインタビューを実施し、その内容を冊子にまとめて学内で発行するということを目標として活動をしていました。この活動に参加できたことが、私の就職活動に大きく影響したといっても過言ではありません。キャリアサポーターでは企業への電話でのアポイントの取り方やビジネスメールの書き方を学べただけでなく、企業の方と直接お話をさせてもらうというとても貴重な経験を積むことができたのです。この経験は就職活動本番でも大いに役に立ちました。
　これから就職活動に向けて準備を始めようという後輩の皆さんは、ぜひ大学の就職支援室を利用してほしいと思います。就職支援室では学生からのどんな相談にもとても親身に対応してくれます。また、外部では得られない情報を知ることができたり無料で新聞を読めちゃったりもします（笑）。これから就職活動に臨む学生は、ぜひ就職支援室を有効活用し、自分が納得できる結果を勝ち取って欲しいと思います。

　　　

企業の方へインタビューする様子（右端が筆者の高橋さん）