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 1年生を振り返って

                工学部機械システム工学科 2年
                            矢野 雅之さん (愛知県名古屋市出身)


 私は、新しい生活への期待を胸に山形大学に昨年の春入学しました。
 新一年生の皆さんは新しい生活が始まり、様々な気持ちを抱きながら生活していることだろうと思います。新一年生は今年どのような生活をして行くかわかりませんが、私の昨年一年を振り返ってみたいと思います。

 私は入学したとき、新しいことを始めてみたいと思いました。そこで、アカペラサークル、八峰祭実行委員会、バスケサークル、テニス部と複数のサークルに所属しました。中学生の時からやっていたテニス以外はどれも初めてやることばかりで大変でした。このサークル4つの中で特に印象に残っているのは八峰祭実行委員会です。

 八峰祭実行委員会は秋に行われる山形大学大学祭を運営するサークルです。サークルに入った当初は何をしていいかよくわからず、大学祭企画の話し合いもまとまらず、あまり楽しくはありませんでした。しかし、大学祭本番が近づくにつれて皆のやる気が高まり、大学祭を成功させようという委員の気持ちが一つになり当日には一致団結することができました。大学祭ではミスコンの司会、ゆるきゃら企画の司会などをやらさせいていただき、貴重な体験をすることができました。大学祭が終わった後は委員同士の仲がさらに深まり、打ち上げでは全員が盛り上がっていました。何か一つの物事に対して皆で力を合わせることは素晴らしいことだなと改めて実感しました。

 私は山形で生活していくうちにさらに新しい、かつ大学生にしかできないことを経験してみたいと思いました。そこで、私は大学の講義の一つであるフィールドワークに参加しました。フィールドワークとは山形県内の最上地域へ訪問し、最上地域の文化や地域のことについて考える、大学ではあまりやっていない珍しいカリキュラムです。

 私が履修したプログラムは雪回廊祭に使用する雪絵を描くというものでした。プログラム中に雪絵は描いたものの雪回廊祭は残念なことにプログラムに含まれていませんでした。
 そこで、春休み中でしたが、私は個人的に最上地域へお邪魔して雪回廊祭りの運営スタッフとして参加させてもらいました。2m近くある雪の壁に穴をあけたり、雪像を作ったりとかなりの労力を使いました。準備が終わった後に灯籠に灯した光は幻想的で今でも心に深く残っています。

 このように、私の昨年一年間を振り返ってみると自主的に様々なことに積極的に参加していた気がします。大学生は自由に自分の意志で好きなことができますが、その反面すべての行動に責任が伴います。そのことを忘れずに新一年生にはこの一年間積極的にいろんな行事やサークルに参加して楽しんでもらいたいなと思います。

    

「雪回廊祭り」風景写真


八峰祭実行委員会企画部メンバーの集合写真(学生ホールにて)