新1年生のみなさんへ 地域教育文化学部 生活環境科学コース 2年 木村 花乃さん (宮城県仙台市出身)
みなさんが入学して早いことでもう3か月ほどが経過しました。大学生活にはもう慣れたでしょうか。ここでは少し、わたしがこの山形大学に入学するまでと、入学してからの1年間のお話をしたいと思います。
わたしは、昨年1年間でさまざまなことを経験しました。とくにシラバスとにらめっこしながら「この授業楽しそう」と自分で組んだ時間割は、受けてみるとあまりにもハードで、失敗したなと思ったりもしました。ですが、高校までの「やらされている」勉強とは違って、専門ではなくとも自分の興味のある分野を勉強できる基盤教育は、視野を広げることに繋がったと思っています。みなさんも1年生のうちに、興味のある分野の授業を、無理をしない程度にいろいろと受けてみてください。
また、勉強以外でも初めてチャレンジしたこともありました。代表的なのはアルバイトです。昨年から塾講師のアルバイトをしていますが、「教える」ということは難しく、責任も必要です。時に悩むこともありますが、そういった悩みや、生徒たちと接してわたしも成長していくというプロセスは、わたしの大学生活を彩ってくれていると思います。他にも、長期休みを利用して友人たちと旅行するなど1年間だけでもたくさんの思い出を作ることができています。
わたしはいま、建築系の勉強をしています。もともと教師になりたいという思いを持ってこの大学に入学しましたが、1年間の勉強や、先生や友人との話などを通し、少しずつ建築に興味を持つようになりました。将来就きたい職業などはまだ明確に見えていませんが、これからもいろいろなことに興味を持ち、勉強をしていきたいと考えています。
1年生のみなさんも、いまやりたいことがこれから先もやりたいことであるとは思わずに、たくさんのことに興味を持ち、たくさんのことにチャレンジして、広い視野を持って大学生活を送っていってほしいです。わたしもみなさんに負けないように精進していきます。

フレッシュマンキャンプの様子
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鳴子巡検の様子
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