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 新1年生のみなさんへ

                工学部機能高分子工学科 2年
                            今野 優太さん (山形県山形市出身)


 新一年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。つい最近やっとの思いで山大に入学したと思っていた自分が先輩になり、時間があっという間に過ぎてしまったように感じられます。

 さて、大学に入学して、多くの人が親の元を離れ、慣れない土地での生活に苦労していることかと思います。かく言う私は、1年生の間は山形の実家から大学に通っていたので、進級して米沢に越してきてからいろいろと苦労しています。一人暮らしを始めるということは、なんでも一人でしないといけないということ。さらに勉強。勉強と家事の両方をやらないといけないのが一人暮らしの大変なところだと思います。しかし、時には一人では解決できない問題も出てくるかと思います。そんなときはぜひ、友人や先輩など周りの人たちを頼ってみてください。具体的には、病気で寝込んでいるときに食事を作りに来てくれるくらい仲のいい友人がいるといいかもしれません。そのくらい大学生活での人付き合いは大切だと思います。

 大学で交友関係を広げる方法として、サークル活動が挙げられます。大学には数多くのサークルがあり、多くの学生が何かしらのサークルに所属しています。サークル活動は高校の部活動と違って、自由度が高く、今まで以上に自分のやりたいことができます(もちろん例外もありますが)。中には高校時代では考えられないような活動をしているサークルもあります。私は小白川でラジオサークルに所属しているのですが、実際のラジオ局から隔週で生放送をしています。このように、実践的な活動をしている団体が多く存在しているのがサークルの特徴です。また、サークル内は趣味趣向の近い仲間が集まっているので、距離も縮まりやすいです。

 ここまでサークル活動を中心に語ってきましたが、学生の本分は勉強です。入学直後に履修登録で頭を悩ませたのは私だけではないはず。1年生の間は必修科目のほかに基盤共通教育科目を選択する必要があります。数ある授業の中からそれらを選ぶのはとても大変だと思います。先輩のアドバイスを聞きながら自分のやりたいことを優先して授業を選択するのが一番ですが、時間とやる気があればあまり興味のない授業を受けるのも一つの勉強だと思います。基盤共通教育科目の目的は見聞を広めることにあります。1年生の間に履修した授業が意外なところで役に立つこともあるかと思います。私が今この文章を考えているのも1年生の時に履修した授業からのつながりです。2年生になると専門科目が中心になってしまうので、1年生のうちにいろいろな経験を積むといいことがあるかもしれませんね。

 最後に、4年という長いようで短い大学生活を目一杯楽しんでください!

    

基盤共通教育科目 「山形大学ってなんだろう?」の授業を担当した
山本陽史教授と受講した学生 (今野さんは後列左から2番目)

「ラジオサークルHBK」の活動