山形大学工学部の同窓会である一般社団法人米沢工業会の関西支部定例総会が平成26年11月22日(土)に大場好弘副学長も臨席の下、ふすま同窓会、鶴窓会の関西支部代表を含む53名が出席して大阪弥生会館を会場に開催され、山形大学校友会からは山口事務局次長が出席しました。関西支部は大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の各府県の皆さんで構成されています。
総会では佐藤和栄支部長から、関西支部が目指しているのは会員の皆さんの親睦であり、皆さんが喜んで参加できる会にすることであると述べられた後、会員数の動向、花見や芋煮会などの活動状況、そして会計についての報告が行われましたが、特に、会員の趣味を把握して会員同士の繋がりを深めるよう働きかけているという取り組みが印象的でした。
次に、山崎洋一郎米沢工業会理事長から10月に行われた90周年記念事業についての詳細な説明を含む挨拶があった後、大場副学長から、「山形大学研究拠点化・産業化・組織改革・戦略的プロジェクト推進・国際展開〜フロンティア有機イノベーション拠点〜人類の未来に貢献する工学」と題して機能強化に向けての山形大学の改革の状況、有機系分野での人材の集積といった内容についての説明が行われました。
また、校友会からは活動の状況等についての説明とともに、入会についてのお願いをさせていただきました。
その後、工学部の卒業生でもある千葉正克大阪府立大学航空宇宙海洋系教授による講演「学生による「まいど1号」と「OPUSAT」の開発−府立大の航空宇宙工学科の歴史も−」が行われました。
今回の講演は関西支部会員の皆さんによる研究室訪問がきっかけであったことから始まり、研究室での活動の状況等についての説明が行われましたが、ご自身がグライダー部に所属しながら高所恐怖症であったことなども含めて大変興味深い講演でした。
講演会の終了後は伊東良三さんの乾杯の発声で懇親会となり、安富鶴窓会関西支部長と里村ふすま同窓会関西支部事務局長からも挨拶があり、鶴窓会関西支部からは岡勝行事務局長が栽培されたという富有柿も提供されました。
会員の皆さんが趣味で撮影された写真や定年後に独学で身につけられたという手品なども披露されるなど大盛り上がりの懇親会は高橋俊彌さんの指揮で米沢高等工業校歌を全員で斉唱した後、最年少会員である高橋省吾さんの音頭で万歳三唱が行われ閉会となりました。
佐藤支部長、吉田副支部長をはじめ、新調のお揃いの黄色い法被を身につけた役員の皆さんのがんばりや進行を担当された福山小百合さんら若手会員の皆さんと先輩会員の皆さんとが和やかに交流しておられる様子がとても印象的でした。

佐藤和栄支部長 (博生セ平成17年修了)
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山崎洋一郎米沢工業会理事長 (昭和40年S卒)
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大場好弘山形大学副学長
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講演会講師は千葉正克大阪府立 大学教授(昭和54年M卒)
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講演会の様子
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総会、講演会の進行は 吉田信明副支部長(昭和50年S卒)
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乾杯の発声は伊東良三さん (昭和25年E卒)
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安富俊晴鶴窓会関西支部長
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里村義征ふすま同窓会関西支部 事務局長
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中川徳次郎さん(昭和30年C卒) による写真の紹介
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鈴木眞さん(昭和33年T卒) による手品
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前列左から菅原俊秀前支部長(昭和 37年T卒),里村ふすま同窓会関西支部 事務局長,安富鶴窓会関西支部長
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高橋俊彌さん(昭和29年T卒)のリード
で「米沢高等工業校歌」を斉唱
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鶴窓会関西支部提供の富有柿
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懇親会の進行は若手幹事の 福山小百合さん
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締めの担当は高橋省吾さん
(平成26年修有デ修了)
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法被の背中には米沢工業会の 新しいロゴマーク「粋」が
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