山形大学校友会
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工学部  田中 真唯

留学状況

 平成22年8月29日より9月27日までの約一カ月間、カナダのバンクーバーで現地の方の家でホームステイをしながらCSLI(Canadian as a Second Language Institute)http://japanese.csli.com/という名の語学学校に通いました。就職活動を終え、今後世界で活躍するエンジニアになるには英語力は必須だということをひしひしと感じ、自分の実力を試す、見聞を広める、というふたつの目的の為に留学を決意致しました。

留学での成果・感想

 留学先では毎日が刺激の連続でした。英語が当たり前の社会に放り込まれると、なんとか自分もその世界に馴染もうと必死で英語を吸収しました。バスや地下鉄などの公共機関を利用する際も、最新の注意を払って英語でのアナウンスを聞きとりました。
 語学学校で学んだ一番の事は、日本以外の国から来ている人達との文化の違いでした。学校には、韓国人、ドイツ人、ブラジル人、サウジアラビア人等、多くの国々から生徒が集まっていて、授業中はそんな仲間たちと様々なことについていつもディスカッションしていました。食事、国のルール、男女の違い、家族、宗教、等について日本にいただけでは決して触れることのできなかった文化を目の当たりにしました。他国について考えると同時に、日本についてもたくさん考える時間がありました。
 また、日本から同じ語学学校に通っていた友達からもたくさんの刺激を受けました。文学部や理学部、国際学部など普段身近にいない学科や学校の友達から得るものは多く、みんな将来を見据えて英語を吸収しに来ているんだな、と実感し日々パワーをもらいました。
 帰国後、内定先の企業の配慮から日経新聞が毎日届きました。それを読む視点も、日本国内の情勢だけではなく、中国や欧米など世界の情勢がどう日本企業に影響を与えているのかが気になるようになり、新聞の読み方が変わりました。さらに、英語の通信教育も始め、留学をきっかけに得た経験を持続させるように自主努力をするようになりました。
 今年、東北圏の大学では山大工学部が最も留学に参加した生徒が多いそうで(生協の方に聞きました)、それを大変喜ばしく思います。世界に羽ばたくエンジニアを育成する為に、留学という手段は大変有効だと経験を持って断言できるので、今後とも後輩達へのご支援よろしくお願い致します。

クラスの友達と
韓国人の友達とカナダ人の先生と
優秀学生賞に選ばれ、卒業証書と共にメダルを授与されました