留学報告
留学先：アメリカ・コロラド州立大学
期間：２０１０年８月〜１２月
約5カ月の短い留学期間でしたが、実際にアメリカの地で、大学の学生や他の国から来た留学生などたくさんの人と交流できたことは、今自分が思う以上に将来の自分にとっても貴重な経験になったと思います。
授業では、英語の様々なスキルと同時に、アメリカ社会で問題になっている話題や、アメリカと他の国々との文化などの違いについて学びました。少人数クラスで、クラスメイトと意見を交換しあうという授業スタイルは、大人数で講義を聞くというそれまでの授業スタイルと違いとても新鮮でした。しかし不慣れな英語でコミュニケーションをとること、相手を十分に理解したうえで自分の考えを言うことは思っていた通り大変なことでした。
その中で無意識のうちに身に着けていたことがコミュニケーション能力の中でも、しっかり相手の目や表情を見て話を聞くことによる理解力や、洞察力ではないかと思います。日常生活では、アメリカの文化・行事に参加させてもらったり、休日にはホームステイさせてもらったりと、現地でできた友人たちには大変お世話になりました。特に、日本語を習うアメリカ人学生との交流が多かったのですが、日本の伝統や新しい技術、アニメ、ファッションなど日本のものに精通している学生も多く、日本語を習うだけでなく、その文化にも深く関わろうとする彼らの姿勢や好奇心に感心させられました。そんな彼らの存在が、留学期間、私のモチベーションのさらなる向上にもつながっていたと思います。
留学期間出逢い、親切にしてくれた全ての人に恩返しをするつもりで、これからも英語力を磨き続け、訪日外国人の方に対して手助けできるような機会があればと願っています。また大学卒業後には仕事という新しい挑戦が待っていますが、留学を経て身に付けた理解力や洞察力、常に成長し続けたいという気持ちがあらゆる場面で生かされると信じています。
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