１か月の短期留学で学んだこと
今年の春休みの1ヶ月を利用し、アメリカ、カリフォルニア州のオレンジカウンティで語学研修を行ってきました。オレンジカウンティは日本からの留学生が英語を学ぶのにぴったりな街でした。まず何と言っても街の人々のフレンドリーな人柄のおかげで、一人で見知らぬ土地にいても安心感を覚えます。アメリカには色々な文化、考え方、生き方を持った人々が暮らしており、今回の短期間の留学でそれらを間近で体験し自分も学ぶべきことを発見しました。
滞在期間の1ヶ月はホームステイをしてきました。出発前は初めてのホームステイに期待いっぱいに様々なことを想像する一方で、家でも英語しか通じないという状況に不安も感じていました。しかし正しい英語でなくとも何とかして言いたいことを伝えようとすればホストファミリーのみんなは一生懸命こちらの伝えようとしていることを考えてくれました。それに、現地で生活する家族と一緒に暮らすことで食文化を始めとしたカリフォルニアの楽しみ方など語学学校では教えてもらえないことを学べました。ホストファミリーの友達を紹介してもらい彼らの家に遊びに行ったりして本当にたくさんの人と出会いました。
語学学校には様々な国からの留学生がおり、私が通ったオレンジカウンティ校は特に日本人の割合が低い学校でした。たった一ヶ月の勉強で英語が上達するのか疑問に思う人も少なくはないと思いますが、私の英語の力は確かに成長しより「実践的」なものになりました。留学生が話す英語は国によってそれぞれイントネーションが違い、最初は何度か聞き返さなければ理解できませんでした。語学学校では色々な国の人が話す英語を正確に聞きとる力も付き、どんな国の人とも話せる英会話能力に近づけたと思います。
１人で海外に行き想像よりもはるかに大変なこともありましたが、期待以上の成果を得られたと思います。この一ヶ月間で私は本当にたくさんの人と出会い、たくさんの経験をしました。ホストファミリーや研修先でできた友達とは今でも連絡を取り合っています。カリフォルニアの友達が日本に来たときは英語で日本のいいところを余すことなく紹介してあげたいと思います。将来またアメリカに行き、今度は語学学校ではなく現地の大学で私の専攻する学問を学びたいです。この留学を支えてくださり私に貴重な経験をするチャンスを与えてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
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