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地域教育文化学部  植松 詩織

日本を知る旅

 私は、バンクーバーでESLの学校に通いつつ、ホームステイをおこない、たくさんの異文化に触れてきました。
 学校では、サウジアラビアやブラジル、韓国出身の友達と自国について語り合い、さまざまな文化を知りました。特におもしろかったのが迷信についてです。それぞれの国に特有の迷信があり、それぞれの文化を垣間見ることができました。
 また、国によって、持っている特性に大きな違いがあることに気づきました。私のクラスにおいては、サウジアラビアの人々は比較的ゆったりとしていました。遅刻して教室にはいってくるとき、遅刻して当然かのように堂々とはいってくる人がいました。私はそのとき大変おどろきました。ブラジル人は授業中に積極的な人が多く、間違いを恐れない人が多い印象をうけました。そんな中、私たち日本人の特性もみえてきました。 それは、良い意味でも、悪い意味でも、集団行動が得意だということです。今回の留学期間中、私は、日本人と集団行動するよりも外国人と1対1で、会話する方が気楽なことが多かったです。つたない英語ではあったものの、とても楽しい時間を過ごすことができました。新たな自分の一面を発見した瞬間でした。
 学校の友人だけではなく、先生や、街の人々と触れ合うことでカナダの人々の特性も知ることができました。カナダの人々は本当におおらかで、寛容であるという印象をうけました。バンクーバーには「ゲイ通り」と呼ばれる通りがあります。その名の通り、同性愛者が多くいる通りです。私は実際に、手をつないでいる男の人たちを複数組見かけました。日本では見ることのない光景だと思いました。私は、これは日本の短所だと考えました。どんな人も住みやすいバンクーバーは、すばらしい土地であると思っています。
 今回の渡航を通して、私は、さまざまな文化体験をおこなうことができました。その体験を通すことで自国である日本のことを違った視点でみることができました。これから日本を支える世代として、日本をいままでとは違った視点で見ることができてよかったと思っています。
 さらに違う土地の違う文化に触れ、より多くの視点をもっていきたいと思いました。