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医学部  田村 友佳

シンガポールを訪ねて

 日程や費用の関係であまり遠くには行くことはできませんでしたが、英語圏に行ってみたかったので、英語を公用語とする国で一番日本から近いシンガポールに行きました。ツアーには参加せずに、観光をしました。
 シンガポールは赤道直下にあるため、2月でもとても暖かかったです。シンガポールは、行政施設や商業施設などのある地域(都市部)と住宅がある地域が明確に分かれていて、計画的に建設された国家であることを感じました。MRTという無人の地下鉄やバスによる交通網が発達しており、早朝から深夜まで都市部のほとんどをカバーしていました。現地の人たちは、暑いためかあまり歩かず、どちらかと言うとこのような公共交通機関を利用していたと思います。歩いていてすれ違うのは、主に地図を手にした観光客でした。また、町中に仏教、ヒンドゥー、キリスト教などさまざまな宗教の寺院や教会が混在していたのが印象に残っています。
 シンガポールには英語を使って生活することを楽しみに行ったのですが、特に観光地では、私が日本人だということで日本語で話してもらえることが多かったです。また、現地の人たち同士では、英語でよりも中国語やマレー語など他の言語で会話していることが多かったです。チャイナタウンでは、英語が全く通じず焦りました。
 シンガポールでの食事は主にホーカーという屋台やフードコートを利用しました。シンガポールでは外食が当たり前で、現地の人たちはこのホーカーやフードコートで普段は食事をするそうです。そのため、とても手頃な値段で食べることができました。どれもおいしかったです。
 シンガポールで生活をしてみて、英語を話す能力が足りないことを実感しました。動物園や博物館などの観光地を楽しんだり現地の人が話すことを理解したりすることはなんとかできましたが、自分の伝えたいことをきちんと英語にできませんでした。Thank youと笑顔を多用した4日間でした。話すことにも重点を置き、英語学習を続けていきたいです。
 山形大学校友会、山形大学のみなさん、このような機会を与えていただきありがとうございました。異なる国の人々の暮らしをのぞけたことが、何より楽しく、大きな財産となりました。